中国地名、人名の日本語表記で知恵
「大連」はターリエン、「天津」はティエンチン。漢字で表記すれば、両国でわかる。それをカタカナだけで表記すると、日本人の発音聞いても、中国人に聞き取ってもらえないだろうし、日本人で「大連」、「天津」と漢字で覚えている人にもわからない。10月5日朝日「声」より
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なぜ中国語表記をカタカナ表記だけにしたのか、それはその国の表記を尊重する世界の潮流であると思ったことはわかる。しかし、日本のリーダーは、よほどのボンクラではないか、と思ってしまう。これでは、隣国の中国を理解も尊重もしたことにはならない。
日中友好のためにも、日本国民を教育する面からも、漢字は日本語読みでは、理解されないと思ったら、ピンインを付記するべきだろう。ピンインだけでは難しいなら、そこでカタカナ表記を補助手段として書くのが、いい。英語の初歩の辞書には、発音記号とカタカナ併記があるじゃないか。
私が提案したいのは、漢字とかたかな発音、ピンインの3併記である。面倒ではあるが、これによって、中国にはピンインで発音して、こう表記するのか、日本人の理解が進む。
あわせて、簡体文字で書いてあれば、漢字も違うんだね、と中国を理解すると思う。学習量の負担になるなら、覚える必要はない、とすればいい。両国の相互理解へ進む素地、因子として、入れておくことを提案したい。
祖父母の代では、中国と戦争をしたが、その時代の人は、漢文が読めて書ける人が常識人であった。初対面の中国人と筆談すれば意思疎通ができた。大久保利通は、台湾出兵後、清朝との交渉では、筆談でことを進めたくらいの漢文力があった。
今のカタカナ表記では、発音でまず通じないし、漢字が簡体漢字で日本人はなじみがない。中国と相互理解には、歴史的認識問題でイガミ合うより、全体でも1ページも増えないだろうから、教科書にちょっと漢字の読みと簡体漢字で付記して国民全体の意識を高める対策こそが、相互理解の一助になる。
これは、東アジア共同体のテーマにしたら、どうなんだろう。相手を理解していく過程を中国に見せ、次に韓国にも相互理解を進める。近隣外交を大切にしてこそ、東アジア共同体の実が進む。そういう国民教育を進めると、東アジア共同体の姿がはっきりしてくるのではないか、そう思う。
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