がけっぷち犬
徳島県神山町のガケの上で降りるに降りられず、戻るに戻れないでいた、生後8ヶ月くらいのめす犬がテレビのワイドショーで放映された。消防署から救助に出て、ネットの上に降りたことで、急に有名になった。がけっぷち犬と呼ばれていた。
月に何回か、県動物愛護管理センターで飼い主を探して、保護された犬などを引き渡す抽選会がある。そこで、抽選の様子が報道された。
★読み始めたら、ここで木戸銭と思ってクリックしてね!
↓ ↓
人気blogランキングへ nozawa22ブログ順位がわかる
一番に来たおじさん、「他に申し込みがなければいいが」と言っていたのは、「がけっぷち犬」狙いであった。残念ながら、「がけっぷち犬」狙いの申し込み者は次から次ときて、40人くらいになった。申し込み多数で抽選になり、担当者がくじをひくと6番、「6番、あたりました」と声をかけても、6番の人、トイレへ行っていなかった。
テレビのカメラがトイレまで行って、出てきた人に「当りましたよ」と伝える。テレビクルーがここまで追いかけるのもヘンだよ。「当らないと思っていた」という。
この犬と姉妹犬もいた。がけっぷち犬は、すぐ逃げよう、逃げようとして、人なれしていなかった。気の毒な身の上だから、仕方ないだろうが。妹犬、見た目は「がけっぷち犬」とよく似ている。愛想がよくて、人に尻尾を振って近づいてくる。
話題になったということが、そんなに違いがあるのか、人は「がけっぷち犬」をほしがる。なんでだ?抽選してもほしいのは、付加価値が付いたというのだろうか。ただ、物見高いだけだろう。愛想のいい妹犬には、ほしがる人は出なかったという。
←まだ人間不信感の表情 そして、希望者がいない犬は、1週間で「殺処分」されるという。最初、保護センターを紹介する意味で、犬が保護されている場内をカメを写していた。100匹近くの犬が一斉に吼えて、かわいい犬もいるし、病気気味の犬もいた。しかし、映像とともに、この犬は、「(放送される時は)もういません」と説明していたが、貰い手がみつかるのは、約7%らしい。
「がけっぷち犬」が貰われた日のうちに、引き取られない犬は「殺処分」するのだ、そうだ。気の毒に、テレビ画面で鳴いていた犬は、もう今は存在しません。まるで、ナチスの大量殺人ガス室ではないか。
一日命が永らえると、それだけ経費が掛かるから、さっさと片付けていく。人間社会からすると、事務処理であるが、犬達にとっては、ナチスのガス室送りだ。何で殺されるのだ。理不尽だろう。
ホームセンターのコーナーに犬売り場があった。あれを見ていると、一匹数万円から数十万円の犬がいる。昔、南部アメリカにあった奴隷市場もこんな感じだったろう、と思ってしまう。もちろん、人間の売り場はもっと生々しいだろうが。
飼い主に決まった人は、自宅に連れていって、孫が「リンリン」と付けた。この犬は、これからは捨てられることはないだろうが、まだまだ、犬を捨てるひとは絶えないらしい。ここに捨てると、拾ってくれるひとがいる、と捨てに来る人が増えたと報道している。
飼えないなら、最初から飼うな、とよく言われているが、そんな意識がある人なら問題はない。犬をモノ、所有物に思って、我まま放題にして、しつけもしないし、他人の家の前でオシッコ、ウンチを平気でさせる。都会では犬の飼える環境はないだろう。河川敷にウンチをさせて始末しないで、それを人間の子供が踏んだりしてしまう。
日本社会では、そういう人間のクズに近い人の多さが驚かれる。江戸時代には、政治や文化を担うのは武士で、何も考えなくていいのが庶民、百姓、町民だった。故に、楽なほう、とくなほうに生きていけばよかった。
徳島市・眉山のがけで昨年11月、6日間にわたって孤立し、消防隊員に救出された犬の飼い主が28日、徳島県神山町の県動物愛護管理センターで開かれた「飼い主をさがす会」で決まった。
引き取り希望が相次いでおり、この日は地元のほか、兵庫、埼玉県の11人がくじを引き、徳島県内の主婦(66)が当選した。犬を飼うのは初めてというが、「まず犬小屋を買い、散歩もさせて少しずつなじんでいけたら」と、さっそく「リンリン」と名付けていた。
リンリンは雌で、推定生後8か月。同じように救出された姉妹とみられる犬と同センターで飼育され「がけちゃん」などと呼ばれていた。当初は職員が餌をやる際も近寄らなかったが、最近は“姉妹”でじゃれ合い、体重も1・6キロ増の9・3キロに成長した。(2007年1月28日21時13分 読売新聞)
★最後まで読んだついでにクリックにも協力してね!
↓ ↓
人気blogランキングへ nozawa22ブログ順位がわかる








最近のコメント