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2013年1月27日 (日)

アルジェリア犠牲者★内藤文司郎さん母と子★関係

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000025 32 この写真と、息子を前のした会食の写真では、お母さんの姿がまるで別人のように様子が違う。穏やかな表情が、一転して、急激に表情が別人のように変わった。心にわだかまり、ストレスがあると、人は変わる。

 事件の真相がどうであれ、多くの人にとっては、かけがえのない人を多く失った。
①アルジェリアの中で、アルカイダ系の人には不満のかたまりを外国資本に向けるために、日本人を利用したという。日本人なら、人命尊重をアメリカや英国、フランスに掛け合ってくれると、期待されて人質にとったのではないか、との推測がある。
 この無謀で勝ち目のないアルジェリア最大のガス油田施設に突っ込んで、アルカイダ系の受刑者解放を引換条件にもちだしたのは、②この襲撃事件は首謀者がオサマビンラデンの後継者として、売り出すため、この事件を引き起こした・・・と、戦場カメラマンの解説があった。コメンテーターの一人がそれに賛意を表していた。
 
 こういう10名程度の死、戦争ならコレは当たり前。
 私たちの祖父の代では、アメリカのとの戦いの中では、このような理不尽な死を強制された時代を潜り抜けてきたのだ。南方の島々での戦い、あるいは、ミッドウエィの海戦以後の日本は、政府の力で国民は死のふちに追いやられた歴史を体験している。
 また、その逆に、相手の国の人々に一気に10名どころではない、数の人々を殺した歴史もある。それが相手側の国では忘れていない。
 公の死は、一ヶ月もすると、波立った水面が穏やかになるように、平穏になるが、身内の死、いとしい人の死は、肉を引きちぎられる思いを残す。悲しみとは、各人にとって、そういう重いものだ。

明日朝7時、羽田へ遺体9名と生存者9名、運命は50%と50%、フィフティフィフティという運を痛感する。

000005000006  イギリスの石油会社BPの最高幹部が訪問する予定を誰かがリークしていたのだとの情報がある。日本の日揮から最高顧問が来ていた。その二人は、共に最初に殺されたようだ。

イスラム教対キリスト教の構図は、誰が否定してもある。キリスト教とイスラム教の宗教和解という大テーマを誰も手をつけないから、十字軍の遠征以来、何度も繰り返す。アラブとイスラム教を西洋側が理解しようとせず、相手を侮辱しているからいつまでも問題が解決できないのだ。
 イスラム過激派でない「イスラム教」寺院では、寺院内は旅人には優しい場所だという。イスラムの中に泊まった人によると、無料で食事と宿泊できるという。イスラム教を信仰しているイラン人(シーア派)は「旅人は神様の友達」という。
 日本の神社仏閣には、参拝者から賽銭を一円でも多く取ろうとする姿勢が見えるが、イスラムの宗教は「近寄ってくる人にはいたわりを」与えてくれる。その姿勢は、日本では、唯一出雲大社に感じられた。他の日本の神社には、来場者とのギブ&テイクのビジネスをやっている。
 イスラム教、キリスト教との和解・理解する場を作らないと、この後1000年たっても、同じことを繰り返すだろう。
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たに死亡が確認された日揮駐在員の内藤文司郎さん(44)の母、さよ子さん(69)が23日、愛知県豊橋市の自宅で取材に応じ「あの子の魂を早く抱いてあげたい」と悲痛な思いを語った。
 さよ子さんなどによると内藤さんは建設関連会社を渡り歩き、知人の紹介で東京の人材派遣会社に登録。アルジェリアなどで高速道路などの建設に携わり、今回が4回目の海外赴任。昨年10月末から半年の契約で日揮に派遣されていた。
 発生直後、日揮から入った連絡は「内藤さんは元気です」。だがその後、「厳しい状況」と一転、22日夜には「亡くなっているのは間違いない」と告げられた。「地獄の中にいるようだ」。死亡確認の報は23日深夜届いた。さよ子さんはどん底に突き落とされ、何も手に付かなくなった。
 今望むのはアルジェリアの地を踏むこと。「ブン(文司郎さん)がどういう所で生きたのか見たい。一刻も早く対面し『私の子でありがとう』と伝えたい」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130124/crm13012401520002-n1.htm

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コメント

 アルジェリアのテロで日本人が一番多数の犠牲者を出した。日本人の命、「パニック・ルーム」があれば救えたはずだ。悲劇が起きてから考えてみると、テロに対しての準備を甘く見ていたと言える。
 もし、日本人技術者が宿泊する各部屋に「パニック・ルーム」があれば助かっただろう。同名の米国映画があった。富豪の豪邸に強盗が来た時に、逃げ込む完全防御の部屋があり、助けが来るまで退避する部屋である。
 今回の事件でも、重火器にも耐える鋼鉄製の「パニック・ボックス」があり、酸素ボンベ、水、蓄電池、通信機を備え、48時間耐えられれば良い。鋼鉄製の「棺桶状のパニック・ボックス」は50万円もあれば十分できる。それがなかったため本物の棺桶に入れられ「政府専用機」で帰還することとなった。あまりにも日揮の責任は大きい。
 屋外にも10名以上が48時間、ロケット砲にも耐えられるシェルターを備えておければよい。普段は「娯楽室」「会議室」「事務所」「食堂」「大浴場」として使用可能にし、いざテロの時は「パニック・ルーム」として退避する。
 守衛所(ゲート)は最重要拠点として要塞化すべきである。テロリスト侵入を許した場合でも、外部との交信の「司令塔」となるべき拠点である。
 可能ならば地雷原にするか、遠隔で侵入者を狙撃できるようにして侵入を防ぐ。キューバの米グアンタナモ基地の外周は地雷原になっている。米国・キューバ双方が基地周辺を地雷原としている。(米国側は1996年に撤去)。
 たとえパニックルーム、駐在武官を備えていてもペルーの日本大使館の例を見てもテロを完全に防ぐことは困難である。
 テロ地域では基本的に「自己責任」である大使館よりプラントの方が砂漠の中にあるので守りやすい。大使館は街中にあり守りにくい。最近でもトルコの米大使館で自爆テロがあった。
 今回の軍事制圧に対して、日本の政府、マスコミの「人権尊重」を主張したが、この感覚は国際的に非常識である。フランス政府がアルジェリア政府の制圧に賛意したのが国際的な常識である。
 「パニック・ルーム」はプラントメーカーの日揮にとっては簡単に作れるだろう。言わしてもらえば、日揮は「パニック・ルーム」設計・施工を事業品目に加えるべきである。それでこそ今回の犠牲者が浮かばれる。二度と同じ過ちをすべきでない。
 今回テロの首謀者モフタール・ベルモフタールは、今後もプラントに攻撃を仕掛けると言っている。大至急「パニック・ルーム」を設置すべきである。

占部聰長さん
 あなたのおっしゃっている「パニックルーム」設置論は、理路整然として、文句のつけようがないのです。 資源を掘り出して、利用する立場なら、そう考えるだろう。
 アフリカの自国資源を収奪されているという意識で見た場合、違う意見になる。日本だって、尖閣諸島の地下資源を中国が吸い上げているとき、どんな気持ちがするか、それをアフリカの人々が収奪されていると思ったら、どんな態度にでるか、この点も想像する思考力を持ちたいものだ。

投稿: 占部聰長 | 2013年2月13日 (水) 23時41分

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