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2012年8月30日 (木)

「アイリス」奔放な彼女を見取る「ジョン」

Photo_2  奔放で才能あふれるアイリスには、ボーイフレンドは門前市をなすようにいた。オックスフォード大学講師で物静かといえば聞こえはいいが、ダサくて持てないジョンは、一目ぼれして、彼女の身辺をウロイロしていいる。窓辺で彼女の部屋を見ていると、アイリスの姿を家のドア越しに見ると、年配の教授と愛し合っているシーンを目撃。

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045   1950年代、若き日のアイリス(ケイト・ウィンスレット)とジョン(ヒュー・ボナヴィル)はオックスフォード大学で出会う。恋愛経験豊富なアイリスは、モーリス(サミュエル・ウェスト)ら複数の男性と同時に関係を持っていたが、彼女に一目惚れしたジョンの純粋さに惹かれていき、やがて結婚。
013 その後のアイリスは次々と小説を発表し、文学界の寵児となる。そして
現在、老人となったアイリス(ジュディ・デンチ)とジョン(ジム・ブロードベント)の愛は穏やかに深まっていたが、そんなある日、アイリスをアルツハイマーが襲う。
 どんどん物忘れがひどくなっていくアイリスに、混乱しながらも心温かく接す
るジョン。だが彼一人の看護は限界に達し、ジョンは彼女を施設に入れる決意をする。やがてアイリスは、静かに息を引き取るのだった。

0006 別のときには、アイリスが招待されたからと、男の家へアイリスはジョンを伴っていく。彼がアイリスを食事に誘うのは下心があるから・・・とかんぐるジョン。しかし、招待した男は、アイリスの男関係を小説のネタに使っていると暴露するが、アイリスは、そんなことは書いてはいない。男との愛は、セックスを通して、友情を通して深まるのだ、と自分の信念を堂々と語る。

059  女が男に養育されている時代は終わったと宣言する女の新しさが、魅力になっているアイリスの若い時代、小説も多くの人に受け入れられた、アイリスは時の寵児であった。中年になっても、その自説を講演で語り、大向こうの喝采を浴びる生活を・・・。

051 それがあるときから、小説に使う単語が出なくなり、スペルを間違えたり、書けなくなる。長年連れ添ったジョンが彼女の病気に気づき、若い時代には振り回された彼女の世話を忠実にしている。そんな姿が年老いた夫婦の姿を見せる。病名は、アルツハイマーで、脳の部分が欠落して記憶がなくなる。それでも、若い時代の奔放さは残っていて、自分勝手に家を飛び出すとか・・・そのうちに、感情の起伏もなくなり、養護病院へ入って、数ヶ月でなくなる。その間を、ジョンが献身的に支える。

 見ていて、女性が記憶がなくなるとかいうのは、南田洋子のことを思い出した。南田洋子が「セリフが覚えられない」という言葉から始まった病状を夫の長門裕之が言っていた。あの流れとそっくりなイギリス版である

 南田洋子認知症 長門裕之語る:
Img_2437  2004年(平成16年)頃から認知症の症状が表れ始め、ドラマや映画のセリフが覚えられなくなるほど悪化。2006年(平成18年
)に芸能活動をひっそりと引退。専門医によりアルツハイマー病との 診断が下された。
 その後、長門が雑誌などで南田が引退
したことImg_2443をそれとなく語っていたが、やがて女性週刊誌などが南田の病状について報道し出す。2008年(平成20年)、長門が『徹子の部屋』へゲスト出演した際に、夫婦共々深い親交がある黒柳徹子へ南田が認知症で要介護状態であること打ち明け、南田の病状を初めて公表。同年には『報道発 ドキュメンタリ宣言』の第1回放送(2008年11月3日)で長門との闘病の模様が放送され、高視聴率を記録するなど、大きな反響を呼んだ。

 いかに魅力的な女性も、歳老いれば醜くもなる。それでも愛して、愛が深まるかのようにジョンはアイリスを大切に扱う。これは容貌のみを愛していると、その醜さで嫌悪してしまうが、内面を愛していると、愛おしい気持ちに終わりはない。
Photo  人は初めに、若さ、愛おしさがあって、それから萎れるように老醜がくる。美しさと若さ、コレが救いになっている。アイリスの若い頃の可愛さを知っているから、カバーできるのかも。

 「アイリス」という題のストーリーはあちこちにある。この「アイリス」は、残念ながら、あまり話題になっていない。この映画、40年前と今、つまり40年後をカットバックで画面が切り替わるのが多すぎる。歳をとってアルツハイマーになっていく老醜を見せるのがおおく、娯楽映画とはいえない。
024  若いときのアイリスは、才能があって、みんなに持てはやされるが、若さゆえだね。性格はあまり感心しない。男はそういうキャピキャピしている女性は魅力的と思う。人間の業であり、サガでもある。
 最後を迎える段階で、人は、それに気づくが、どうしようもない。ジョンは、最後まで彼女を面倒を見る。愛情をもって・・・、立派なものだ。これ、逆だったら、アイリスはジョンをこれほどやさしく扱うだろうか?そんな疑問を感じる。

 映画の「アイリス」ではなく、「ジョン」、ジョン・ベイリーを演じたジム・ブロードベントがアカデミー助演男優賞を受賞した。

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