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2012年6月 8日 (金)

ラストサムライ 近代日本に「武士道」忘れるな

024017  ストーリーとは、関係ないが、感動したシーンがあった。戦闘になる前の日、夕暮れの光景、これは一瞬であるが、日本の夕暮れは、こんなに美しかったのか、この一瞬を見るだけで、一生を終えてもいい、とさえ思った。こんな広い田舎に暮らしたいと思った。

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米国産の日本時代劇と簡単にいうが、「日本の武士道」をこんなに理解してくれる外国人がいることだけでも、感謝しなくては、と思った。アメリカ人の製作した映画から、日本人が忘れてしまった、「日本の武士道」=「生きかた」を教えてもらった。生きること=死ぬこと、これが日本人の死生観である。

ラストサムライ あらすじ解説
トム・クルーズが「武士道精神」をテーマに、自ら製作と主演を兼ねた米国産の日本時代劇。日本人が忘れてしまった武士道が、合理的に表現されていて、現代日本人にわかりやすい。

 明治維新の1870年代、政府軍に西洋式の戦術を教えるため、米国からお雇い将校(トム・クルーズ)が来日し、時代に抗い自らの名誉に生きるサムライに感銘を受け、やがて彼らと運命を共にしていく姿を壮大なスケールで描く。監督は「グローリー」「レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い」のエドワード・ズウィック。共演に渡辺謙、真田広之、小雪。

 明治維新直後の日本。政府は軍事力の近代化を図ろうと西洋式の戦術を取り入れることを決断。一方で前時代的な侍たちを根絶させようと企んでいた。そんな中、政府は南北戦争の英雄ネイサン・オールグレン大尉(トム・クルーズ)を政府軍指導のため招聘する。

 彼はさっそく西洋式の武器の使い方などを教え始めるが、不平サムライの領袖である勝元(渡辺謙)が鉄道を襲ったという報が入った。指揮官は、出動を命ずる。まだ訓練は出来ておらず、この軍隊では闘えないと抵抗するも、やむなく出動するオールグレン。

 案の定、新政府の兵隊の練度は低く、サムライたちの勢いに呑まれ、急造の洋式部隊はバラバラになり、お雇い指揮官ガントは戦死、ただ一人最後まで闘い続けたオールグレンはサムライたちに捕虜になり、山深い村へと連行された…。しかしサムライ代表の勝元は彼を殺さず、妹のたか(役:小雪)に手当てをさせる。
 その後、彼は傷も癒えて、村を歩き回り、日本の人たちの生活や風景を目の当たりにする。オールグレンは、勝元たち反乱軍=サムライたちの精神世界に魅了された。そして勝元もまた、オールグレンにどこか不思議な魅力を感じ始めていた。

 アメリカの映画「ラストサムライ」には、史実はあまり関係ないフィクションである。歴史上、渡辺演じる勝元盛次らしい人物はいない。戦闘の具体的な事実はない。その時代の不平武士の反乱は、たしかにある。が、勝元盛次(渡辺謙)が起こした地方の反乱はどれか、不明である。

 明治維新以後の日本は、危なっかしいものであった。
 明治六年の政変で、西郷隆盛、江藤新平、板垣退助らが下野すると、藩所属を離れ、明治政府に反対する士族は火がついたように、あちこちで、反乱を起こした。彼らは、その当時、新政府からみて
「不平士族」と呼ばれ、危険な存在であった。
1874年(明治7年)、江藤が故郷佐賀県で擁立されて佐賀の乱
1876年(明治9年)、熊本県神風連の乱、福岡県で秋月藩士宮崎車之助を中心とする秋月の乱、
1876年10月、山口県で前原一誠らによる萩の乱など反乱、それぞれ政府軍によって鎮圧される。
1877年(明治10年)、国内最大規模の内戦、鹿児島県私学校生徒ら旧薩摩藩士族が中心に西郷隆盛を大将に擁立する西南戦争勃発。
 政府は、反乱薩摩軍の2倍以上の兵力を投入、戦死者数は同等の死傷者が出る。政府の軍事的な弱さを露呈
。Wikipedia参照


 反乱武士の将、勝元盛次(渡辺謙)も、近代化の波により、自分の信じる「武士道」が崩壊しかけていることを感じていた。捕らわれてオールグレンは、勝元や彼の妹たか(小雪)らと共に武家で生活することになった。外国文化を嫌う武士の氏尾(真田広之)らと対立しつつも、武士道に惹かれ、やがて侍たちとの絆を深めていく。

 勝元(渡辺謙)ら侍たちが、政府軍を相手にした最後の戦いに臨む時、オールグレンもそこに参加。勝元たちの旧武士軍は圧倒的な数の新政府軍に対し善戦するが、結局は壊滅させられる。
 最後の騎馬による突撃するが、政府軍の回転式機関銃ガトリング砲により阻止され、全員戦闘力を失う。傷ついた勝元は、「すべてパーフェクトだ」という言葉を遺し、勝元は、名誉の死を望み、オールグレンに腹を刺してもらい息絶えた。反政府軍は、オールグレン一人を残し全滅した。

 この勝元の死を見守った政府軍の兵士たちは涙し、敬意を表しひざまつき、頭を垂れた。失われて久しかった「武士道精神」を、軍人たちが取り戻した瞬間であった。
 戦いの中で倒れ、そして生き残ったオールグレンは、亡き勝元の刀を明治天皇(中村七之助)に届ける。それは、日本が真に近代国家に生まれ変わっても、「武士道精神」を忘れるな、という勝元からのメッセージであった。

 勝元盛次(渡辺謙)の反乱は、政治的に主張は希薄であるが、武士道の美しさ、潔さが、外国人に惹かれるのがわかる美しいつくりである。アメリカにおける土着インディアンが、政府軍によって討伐されるイメージでつくられているのだろう。その際、インディアンの酋長が「武士道」の作法によって死ぬ・・・・そんなイメージである。その中には、ヨーロッパからきた武力征服者にはない尊い文明、武士道が、トム・クルーズには、美しく見えたのだろう。 渡辺謙情報:
政治に直言 新聞投書5月28日 
硫黄島玉砕 昭和19年(渡辺謙):  
渡辺謙 米長官ノーマン・ミネタ 人生追跡: 
沈まぬ太陽 登場人物一覧: nozawa22

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