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2011年11月 7日 (月)

「道徳なき経済は犯罪」かんてんぱぱ(伊那)

2456 「かんてんぱぱガーデン」には、ブータンの幸福指標に迷い込んだような錯覚さえ覚えてしまった。伊那にある「かんてんぱぱガーデン」は、伊那食品が会社だと思うが、大人のディズニーランドに大化けする可能性がある。

ブータン王国:030_map 前国王が提唱した(国民総生産ではなく)国民総幸福量(GNH)という概念が普及して、「幸せです」という人が多い国。環境政策、伝統文化保持、ブータン族優位政策

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Photo_2   土曜日の午後、曇天が続いていて、すっきりしない天気であった。「健康パビリオン」から出てきたら、雨が降り始めてしまった。このような日に来て、この雨にぬれ、当然これは自己責任、まあいいか、そんな気持ちであった。
 数十メートル歩くと、かんてんぱぱの社員が立って、「どうぞ使ってください」と傘を手渡してくれた。つい「ありがとう」がこころから素直に出る。社員が自発的な行動?会社から強制さ れて?と、疑いたくなる昨今の我々の根性が曲がってしまっているほうにびっくりだが、ありがたく傘をかりて駐車場へいき、置き傘収納箱へ返す。ヨーロッパのうっそうとした森林とは違うが、「かんてんぱぱ」の森林公園は優しさに満ちた雰囲気がある。日本人の細やかさがあり、気持ちを暖かくしてくれた。

Sontoku  江戸時代末期の実践篤農家で思想家「二宮尊徳のことば」を社是にしているというが、伊那の一角にブータン王国でもあるような、価値観を切り替えてしまうエリアがあった。

遠きをはかる者は富み 近くをはかる者は貧す。
それ 遠きをはかる者は百年のために杉苗を植う。
まして春まきて秋実る物においてをや。
故に富有なり。
近くをはかる物は 春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず
唯眼前の利に迷うてまかずして取り
植えずして刈り取る事のみ眼につく。故に貧窮す。

6650619概要
遠い未来を考えるものは豊かになり、そうでないものは貧しくなる。
そもそも、未来を考えるものは、百年後のために杉の苗を植える
春植えて秋収穫するのでさえ、そうなのである。
だから、豊かになる。
目前の損得しか考えないものは、春植えて秋収穫するのでさえ、遠いと思う。
ただ(種もまかないで)眼前の利のみを取ろうとする。
種もまかないで、刈り取ることのみ考えるから、貧するのである

そして、二宮尊徳翁はこんな言葉も残しているという。

道徳なき経済は犯罪、経済なき道徳は寝言である
 これを聞いた途端、胸をぐさりと刺された。
  いや、現代の迷いを一語で完全にいい当て、切捨てている。「伊那食品」は、現代の市場経済、金融社会の一角を占めながら、二宮尊徳の思想を実行している。今、多くの就職希望者がこの伊那食品に集まっている。「東京海上火災」「日本交通公社」より就職希望者が多いと聞いた。長野県では?だろうが。

PhotoPhoto_3   体力測定は多くのイベントではやってはいるが、「健康パビリオン」では、骨密度の測定、体脂肪率、筋肉量、内臓脂肪量を係員が付き添って測定してくれる。視力、胸囲、脳年齢、メタボ相談とある。骨密度、内臓脂肪、脳年齢など、病院でも調べてくれないことをタダでやってくれる。スポーツジムのような雰囲気があり、「健康パビリオン」で十分2時間以上は楽しめる。その結果が、パソコンのプリンターで印字されて図示される。これは、楽しいし、自分の健康状態を理解できる。「かんてんぱぱ」施設の一つであるが、この施設で従業員が10名以上必要だとみたが、ここで入場料はとらない。一体この施設にいくらかかったのだろう。維持運営費用で、年間人経費で4000万円はあかかるし、運営設備で一億近くの金額がかかる。それをかんてんガーデンの利益からつぎ込んでいる。

2437「かんてんぱぱ」のエリアは広いので、「かんてんぱぱ」の来園者は、バスとか、クルマで来る客は、区域農道をはさんで北半分に停めて食事をする。試食コーナーもある。ここは人気で、伊那食品の製品がいくらでも食べられる。いくらでも食べられるからといって、10個も20個も食べる人はいない。不思議なもので、人は欲をかいて食事代わりにする人はいるようには見えない。人は信用すれば、むちゃくたな混乱やいい加減なことはしない。満たされているなら、混乱は起こらない、と人は善、性善説を信じたやり方にみえた。順次供給するが、製品の売れ行き、好みがわかるのだろう。伊那食品に対する親密感もわくし、会社へのイメージもよくなる。会社も、人々の嗜好を知ることができる。

 食事(おろしハムバーグセット)をしたのち、広域農道を横断して陸橋を渡ると、美術ギャラリー、美術館があった。「入場料とるの?」と案内してくれた友人にきくと、当然のように「無料」と彼はいう。東京駅から皇居に向かう途中にある三菱美術館、入場料は1000円は取られる。「取られる」という言葉が出てしまうほど、どこも当然のように金銭の採算?市場経済の上に成り立っている。

2445  かんてんぱぱホールでは、特設展示会が開かれていら。木、漆うるし、竹、陶、染、織、鍛金、七宝の製作者の合同展だった。たぶん芸大卒の作者が集まっている印象だった。「かんてんぱぱ」の芸術への場所提供をして支援しているのだと見えた。

その建物を通り抜け2498_2 て、庭園の一番西側に「野村陽子細密画館」が常設されている。2505 日本の細密画は、彼女以外にいない?のかもしれない。こんなてまひまのかかる絵は、採算があるはずがない。それをあえてやる彼2493 女の支援を買って出たのかな、とさえ思った。写真技術が進歩したから、これができるだろう。しかし、細密に描くことで、人間が見落としている何かがわかる。そのスポンサーに買って出た「伊那食品」の心意気は大いに賞賛するべきだ。

2457 美術ギャラリー、美術館の前庭に「野点(のだて)」読めなくなっているかもしれないが「野点」が行われていた。和服のお嬢さんが10人はいただろう。お手前(茶の湯の作法、様式のこと)をやっていた。20代(たぶん)の未婚、若さの盛りの女性が姿勢正しく抹茶を立てているのをしばらく見ていた。私はつい「これもタダ?」と聞いてしまった。「500円」というから、そうか、和菓子もあるし、そうタダにはできまい。「やってみよう」と友人が1000円だして、野点券のようなものを購入して床机(腰掛)に座る。

お嬢さんが和菓子を運んできた。たぶん一個で250円程度はするだろう。これは「かんてんぱぱ」伊那食品ではつくれない。お嬢さんは細面の友人の奥方似だったので「この人の奥さんに似ている」とそのお嬢さんに言う。余計なことは茶席にはいいのか、悪いのか・・・と思うがまもなく、茶道部員の当人は「ありがとうございます」と答えたが、ほめてもいないが、ほめていることになるのかな。

甘い和菓子は、お茶が出てから食べればいいのか、と思ってしゃべっていたら、「お菓子を頂いてください。そうしないと、お手前が出てきません」と言う。甘いものを食べると、苦い抹茶が著度いい味になる、ということらしい。急いではいないが、悠々食べて抹茶が運ばれてきて、秋の空気の中で、ゆっくりひと時を楽しんだ。お嬢さんたち、表紙になる着物、肌、髪、元気さ、ちょうど人間の盛り・・・・だけど、中身がどうなんだろう。この人たち、一様に美しく着飾っているが、中身は短気な人もいるだろうし、のんびりテンネンの人もいるだろう。人はそういうものだ。茶道は、すべてを包み隠してしまう魔力がある。

2508_2 「抹茶をかんてんで固めたら、いいのに」と、このお嬢さん方に聞こえるように話したら、反応する子がいた。抹茶の苦さゆえに子供には好まれないが、子供時代から親しむには、「かんてんぱぱ」と名乗るなら、そのくらいの飛躍で新商品は可能だ。と、ひらめいた。本格的な研究で、新製品をつくれるのではないか。

美術館から出てきたら、お嬢さん方の師匠さんから声を掛けられた。「ありがとう、お嬢さん方を上手に仕込んでくださいよ」と言って、あれ、意外と気楽にいえる雰囲気がる。「かんてんぱぱ」の社風がそうさせるのか、気分がよかった。酔ったあとの気持ちの開放感があった。

300pxsleepingbeautycastle50  たとえば、ディズニーランドなど多くの会社は、入場者が金を使え、入場料、遊具、乗り物に乗るにはチケットが必要だ、一般市民はそういうのを仕込まれて、払うのは当然なっているが、「かんてんぱぱ」は、来客者に「どうぞ、どうぞ」と与えている。この施しが商品の購入としてつながり、循環で成り立つのだろう。近寄ってくる人に暖かさを伝えようとしている。優しさを伝えるのがわかる。

Photo_4  出雲大社へ行ったとき、成田神社など関東にある神社とは違う雰囲気があったが、それはなにかとしばらく考えてみると、近づくもを包み込む雰囲気が感じられたのだ。関東の神社には、料金徴収する計算高さがあると思うのだ。宗教って近づくものには癒し、暖かさで包み込む雰囲気があり、そこで安らぐ、それが宗教なのだが、市場経済を持ち込む宗教が案外多い。

1p1110015_resize幸福を重んじる ブータンの景色  「かんてんぱぱ」伊那食品の社是「(二宮尊徳の)道徳なき経済は犯罪、経済なき道徳は寝言である」が、道義と同時に「 伊那食ファミリー 」は「年功序列」で、包まれ、その温かみが外へ出ているのかもしれないが、市場経済の異端児かもしれないが、それがいいほうに向かえば、「かんてんぱぱ」が、大化けする可能性がある。

 全国に認知されたら、全国から人が集まるだろう。健康検査と散歩、美術鑑賞で一日二日滞在型の一大レジャーランドに発展することを祈っている。それには、ディズニーホテルに負けない、ホテルが必要である。ディズニーランド、ディズニーシーの売り上げのほとんどが日本には残らない。アメリカへ還流してしまう。スパーマーケットの売り上げも、地元へ落ちるものはない。みんな本社へ吸い上げれられるように、日本を代表するディズニーランドは日本の富の吸い上げマシーンになってる。地場レジャーランドである「かんてんぱぱ」の社是を応援したい。(文中、北としたのは西、南としたのは東です。)

かんてんは、天草(テングサ)やオゴノリという紅藻類の海藻から作られていて、なんと80%以上が良質の食物繊維からなっているのです。寒天は約400年の歴史がある伝統食品。
 寒天とゼラチンのとちがい。寒天は藻エキス100%の植物性、ゼラチンは、動物の皮や骨から作られる動物性のたんぱく質。固まる温度も寒天は35~40℃、ゼラチンは15~20℃。また、溶け出す温度、寒天は85~95℃、ゼラチンは20~25℃と低い。このように見た目には大変良く似ているが、原料も性質も全く異うものである
。   

東京方面 新宿西口⇒伊那バスターミナル(中央自動車道3時間25分 )
中京方面 名鉄バスセンター⇒伊那バスターミナル(中央自動車道で3時間15分 )
〒399-4497 伊那市西春近(広域農道沿い)
( 地図検索は 「 伊那市東春近木裏原 10695-1 」 で検索 )

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