« 東京都知事選挙 結果 2011 | トップページ | 大本営発表?とうとう原発被害レベル7 »

2011年4月12日 (火)

カースト制度と闘う 僧侶佐々井秀嶺

09 ヒンドゥー教のカースト制度は、インドを解放したガンジーさえ手をつけなかったのを、日本人僧侶、仏教徒がカースト制度からの解放を仕掛けている。佐々井 秀嶺 僧侶はインドに帰化して、仏教の最高位に上りつめ、インドの大衆にあがめられている。それを始めて知ったのは、朝日新聞の夕刊紙だった。葬式宗教しか知らない日本人には衝撃的な行動に見える。

「1日1回 応援クリック お願いします!」
   ↓   ↓   ↓   ↓

人気blogランキングへ 
今後とも、ブックマーク(お気に入り)で、継続的に追読して頂けると、嬉しく思います。

佐々井 秀嶺ささい しゅうれい、本名:佐々井 実、現本名:アーリア・ナーガルジュン(Bhadant-G Arya Nagarjuna Shurai Sasai)、1935年8月30日 - インドで活動している日系インド人僧侶(1世)。カースト以下の身分のダリット(不可触民)の人々を仏教へと改宗させるインド仏教復興運動の中心人物。

1935年(昭和10年) 岡山県阿哲郡菅生村(現在の新見市)に5人兄弟の長男として誕生。
1957年 鳥取県立米子東高等学校入学(中退)。山梨県甲州市の大善寺で修行。
1960年 高尾山薬王院で出家、鹿児島市の日蓮宗 教王寺で修行。
1962年 大正大学の聴講生、雑誌『実践仏教』発行。傍ら浪曲師(東家楽水 (2代))、易者となる。
1965年 30歳、薬王院留学僧としてタイに留学。
1966年 インドのカルカッタ、後にラージギル日本山妙法寺へ。
1967年 夢告により、ナーグプル(インド中央)に移動。
1969年 インド山妙法寺をナーグプルに建立。
1970年 ボンベイのシッダールタ・カレッジに留学。
1988年 インド国籍を取得。
1992年 ブッダガヤの大菩提寺(マハーボーディー寺)管理権奪還運動を開始。
1998年 マンセル遺跡、シルプル遺跡の発掘を開始。
2003年 仏教徒代表としてインド政府少数者委員会の委員となる(在任期間:2003年11月2日~2006年10月2日)。
2009年 44年ぶりに日本帰国、各地を訪問、講演会を開く。

インドの人口に占める各宗教の割合: ヒンドゥー教徒80.5%、イスラム教徒13.4%、キリスト教徒2.3%、シク教徒1.9%、 仏教徒0.8%、ジャイナ教徒0.4%(2001年国勢調査)インドの人口は12億人。仏教徒960万人、ヒンドゥー教の海の中に、仏教を信じる人はわずか。釈迦が生まれたのはインド、仏教の発祥地なのに、どうしても、日本人には不思議なことに、ヒンドゥー教とイスラム教ばかりが多い。

身分を縛りつけ、いろんな面で格差をつけるヒンドゥー教カースト制度の影響から抜け出したいと思う人も多いが、ヒンドゥー教の多勢に仏教の無勢、勝ち目がないようにも見える。が、身分を縛りつけ、いろんな面で格差をつけるヒンドゥー教の影響から抜け出したいと思う人は多くいる。最近、インドでは身分の平等な仏教に改宗する下層階級が急増し、いまや仏教徒は1億人ともいわれる。佐々井僧侶らの活躍と無関係ではない、と思われる。

Ws000009 佐々井 秀嶺 僧侶は、上の写真はニコニコしているが、他の写真を見るとあまり柔和な顔というよりいかつい。ヒンドゥー教と闘うには強さが必要、その意味では、佐々井僧侶の押し出しが向いているかもしれない。

Ws000007 「日本行脚」という本、40年ぶりに日本に来た佐々井 秀嶺 僧侶の日本での足跡を追いかけて撮った写真が中心Ws000008 らしい。らしい、というのは、この本1000部限定出版で一冊6000円もする。日本にいる佐々井 秀嶺 僧侶ファンが多くいて、彼の生き方にあこがれる日本人が彼に生き方を学ぼうとしてる様子だ。

Lee_tenghui_2004_cropped_2  そういえば、芸能人のファンは、生き方を学ぶというのではないが、そういいう心の師匠をもつ人が案外いる。台湾の元総統李登輝の講演会があると台湾まで出かける日本人は多い。日本人ばかりのファンクラブを構成している。インテリが多いようだ。私には、そういう親代わりになる人がいない。しいていえば、浄土真宗の親鸞かな。親鸞の思想はわかりやすそうで理解しにくいから、臨済宗など禅宗のほうがいいかも。

Sasainagpur3oct2010朝日新聞の記者が、佐々井 秀嶺 僧侶を取材にインドで同行取材して、彼の四輪駆動に乗せてもらって、交差点で止まると、車やバイクに乗っている人が佐々井僧侶に合掌したり、声をかける。「バンテージ(上人様)、ジャイ・ビーム!」と、日本の僧侶だったら、ありえないことが起こる。ジャイ・ビーム!とは、仏教人の挨拶言葉らしい。赤い法衣の佐々井僧侶は、実にうれしそうに顔がクシャクシャになる。

仏教徒で最高位についたインド初代の法相ビームラオ・アンベードルカがいる、その名に由来する挨拶だという。「アンベードルカ、万歳!」という意味に相当するらしい。

いまでこそ、佐々井僧侶はおインドで僧侶の最高位にいるが、日本にいる頃は、人生失敗ばかりだったという。岡山から上京したのち、商売で借金を抱え、女性問題でも悩み、求道と結婚の板ばさみに苦しんだ。人生の何たるかを自問し、自殺未遂が三回、24歳で出家したが、僧侶の生活に飽き足らず、浪曲師になった。今でも「清水次郎長伝」を大声で語ることができる。

K616526804 1965年、日本を飛び出して、インドに渡り、そこでアンベードルカを知った。アンベードルカは、ヒンドゥー教徒のカースト制度で一番下の階級、不可触民だった。猛勉強して英国米国へ留学して、インドの憲法を起草した。1956年(昭和31年)にカースト制度のない仏教に改宗した。万民平等の仏教の魅力を多くの人に語り、50万人以上のヒンドゥー教徒、イスラム教徒を仏教に改宗させた。

Lrg_16211875 そのアンベードルカの死後、指導者を失った仏教は衰退しそうだったが、その地位に佐々井僧侶が就いて、仏教寺院を建設していった。ナグプールに1968年に来てから、インド国籍もとった。

仏教寺院を建設するときも、佐々井僧侶は建設現場に入って、シャベルを握り、汗を流し働いた。僧侶で汗を流し働く人はいなかったから、驚異の目で見られた。ナグプール市会議員になっている佐々井僧侶の教え子でもあるラフールさん(50)は、佐々井僧侶の働きに目を見張ったほうである。

Otokoichidai インドの仏教は、ヒンドゥー教に管理されていた。仏陀の生誕の地では、仏陀さえヒンドゥー教の神の一人にされていた。寺や資金さえヒンドゥー教徒の管理下におかれていた。佐々井僧侶は、仏教徒が虐げられている現状に怒りを覚え、大菩薩寺を取り戻す運動に立ち上がったのである。

Sasainagpur3oct2010_2 仏教徒数1000人と共に、全国5000キロを行進した。仏教徒に大菩提寺奪還の運動を続けた。佐々井僧侶のインドでの生活は、暑さと清貧の生活に日本人には耐え難いレベルであると思われる。しかし、彼は「インドでも、義理と人情です。そして反骨精神、弱きを助け、強きをくじく。弾圧された人をみれば、その立場に立つ側に身を置きたい」という。

1982年、日本からインドの佐々井僧侶を訪ねてきた学生小池一郎がいた。東北大の学生であったが、今は49歳のコンピュータ会社の社員である。若者の救済に技術学習に小池一郎の会社へ送りこみ、そこでコンピュータ技術者に育てあげている。

Indiasasaidemo1 「佐々井さんは、不可触民のためにカースト制度と闘っている。僧侶というより、社会運動家に見えた。」と、小池は語る。一昨年09年、佐々井僧侶は日本へ40年ぶりに日本に帰ってきた。日本の仏教を見て「インドの仏教は人々の救済のために役立っている事実を伝え、「葬式仏教」に堕している日本の仏教を活性化する手がかりになれば」と思う。

日本へ帰ってきたのは、彼佐々井秀嶺 僧侶の破天荒な人生を紹介した「破天」を著した元朝日新聞記者山際素男の死去のためである。「破天」が出版されてから、日本から若者が佐々井僧侶のもとへ来るようになった。

「もう日本へ戻ることはありません。年も年だし、体が動かなくなった。でも、やると思えばどこまでもやる。それが私の宿命なんです」 

宗教を考える① 薬師寺管主 高田好胤を思いだす  宮沢賢治 日蓮宗国柱会が発想元か 公明党の組織選挙の現状さぐる 創価学会池田大作、重篤の危機? 宗吾霊堂へ初詣 佐倉宗吾一代記 宗教 伊勢神宮の精神性は何か 幸福の科学 国政進出、第二公明党か チベット動乱で聖火拒否の善光寺僧侶 禅宗(曹洞宗 万福寺)からの贈り物 共に縁を結ぼう 結縁の勧め 語らざれば、憂いなきに似たり 五木寛之 一休宗純 宗派の垣根を越えた行動  

宗教を考える② オウム真理教が目指したもの  自殺対策に取り組む僧侶の会 週刊朝日の公明党よ!目をさませ  矢野絢也、創価学会を訴える 週刊新潮 石井一参院議員 創価学会党に噛み付く    つつしみの心 それは間違っていないが  ケルン大聖堂の威容  仏像を見て仏教を考える  顕正会VS創価学会 近親相争う カースト制度と闘う 僧侶佐々井秀嶺

「1日1回 応援クリック お願いします!」
   ↓   ↓   ↓   ↓

人気blogランキングへ 
今後とも、ブックマーク(お気に入り)で、継続的に追読して頂けると、嬉しく思います。

|

« 東京都知事選挙 結果 2011 | トップページ | 大本営発表?とうとう原発被害レベル7 »

コメント

日本国のあらゆる団体や企業のヒエラルキー(上下的階層階級の組織の固定化)も似たような気が…

投稿: 7639 | 2011年6月 2日 (木) 14時30分

なんだか、知ったかぶりの様なコメントばかりで、申し訳ありません。mailaddressを出すのは嫌がらせですか?私は、鬱病と昨日、診断されました。

管理人より
 ブログを読んでくださり、ありがとう。
 いやがらせなどはやっていません。考えすぎです。ご安心ください。もし、あなたの意図に反して、mailaddressが出ているようでしたら、お知らせください。

投稿: 7639 | 2011年6月11日 (土) 10時23分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 東京都知事選挙 結果 2011 | トップページ | 大本営発表?とうとう原発被害レベル7 »