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2011年2月 4日 (金)

駅にいた 目に見える神様

Photo その人のためになることをやって。その人に知られない。カッコいいね、こういうコトやってみたい、と思いませんか。

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目の見えない人の後ろで、ほかの人がその人の通行に邪魔にならないよう、手を広げて後ろからついていく。本人は気づいていないので、いつもどおり、必死で障害物を白い杖でさぐりながら、改札口を抜けるまで、ついていき、その人が通過できると、守っていた人はクルリときびすを返し戻っていく。それをじっと見守っていた人の報告、投書である。

読んでいて、すがすがしい気持ちにさせられた。日本の社会が、こうなることが、一番いい。できそうで、できないんだね。いや、こんなこと、田舎ならすぐできる。人口が多くなり、知らない人にはそうはできない。そういう関係が人間社会を複雑にしているのだと思う。

 私がバスに乗っていたら、突然、一人の男性が倒れた。すると、乗客が運転手に向かって、「バス、止めて!」と叫んだので、バスが止まった。止めたからって、気分がよくなるわけでもないし・・・、どうしたらいいのか、一人の男性がバスから降りて、何かを思ってか、走りだして薬局へいって何か買ってきて、倒れた人はもう起き上がっていたが、何か与えていた。バスは、5分か、それくらい止まっていた。なんだ、時間が・・・と思ったが、みんな黙って青年の行動を黙ってみていた。何を与えたかわからなかったが、青年が戻ってきたら、バスは何もなかったかのように発車した。

 案外、常識的な行動以上の勇気がいる。私も、山手線の電車の中でタバコを吸う人がいたので、注意したことがある。山手線内でタバコ吸う人は、さすが最近はいないが、昔はいた。
 それは、昭和40年代だったと思う。そのころでも、めずらしい。度胸があるというか、そういう行動する人は社会ルールを無視している種類の人だから、「禁煙ですよ」と言うと、「すみません」とか、その類の言葉が返ってくる人ではない。
 変な予感がして、「しまった」と思う気持ちがよぎった。しばらく、無言で私はにらまれる感覚を感じた。幸い、隣りの連れの女性が「やめなさいよ」と、言ってくれたから、床にタバコを捨てて、足で踏み潰していた。コワ・・・。

 世の中、善人ばかりではないから、いいことだと思っても、匿名性の社会では、善意の行為がそうではないと感じる人もいるから、勇気ある善行が危険な目にあわないとも限らない。

02_2 そんないやな社会の空気を吹き飛ばす爽やかさがある。女性の無事を確かめると、自分の仕事だろうか、ホームの中ほどへ向かって、去っていくのは、最高の気分だ。
 趣味で「一日一善」としていたら、それこそ「月光仮面」だ。こんなことを全国民がなにかできないかと、血眼で探していたら、社会が楽しくなりそう。

これを「だれですか、探しましょう。そして、感謝状を差し上げたい」と記に取り上げられ、云々となると、これは興ざめだ。そっとしておきたい。善行は秘してこそ、光る。この価値観が日本のよさだ。

やった善行を等価値に評価を求める態度は、西洋からは入ってきた文化である。そして、「秘す文化」は、「自己主張してナンボ」という文化とは一線を画す。何でも主張しなければ認められない社会は、二級品だ。黙って、自分の主張や行いを顕示しないことのほうが、社会人として一級品だと、私の世代では思うのである。ひけらかすのは、安っぽく見える。東洋の思想、日本の文化の価値は、そんなところにあると、認識しておきたい。

古今和歌集だったか、万葉集か、
白珠(しらたま)は 人に知らえず 知らずともよし 知らずともわれし知られば 知らずとも よし」という歌があった。ちょっと、悔しさがにじみ出ているように思えたが、それも同じ精神だ。
それを現代語訳しますと
 この一首は,元興寺の僧(不詳)が独りで修行を積み,智識も豊富であったが,世間に知られること無く,人々が侮っていた。僧はこの歌を詠んだ。この場合、僧侶が「人に知られなくても良い」と詠っているのは「自分自身の才知」である。
 歌には,詠んだ人の心,言霊が宿って居ますので,この「才知」を「一般的な素敵な事」と解釈してもいい。寧ろ,詠んだ時の僧侶の気持ちは,『白珠』には,『一般的な素晴らしい事』ということを掛けて詠まれたと解釈したいですね。

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コメント

深く考えさせられますね~。
次回の更新も楽しみにしてます!

投稿: 高収入 | 2011年2月 5日 (土) 01時02分

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