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2010年12月23日 (木)

赤紙をもらったアルマ 軍用犬

90829089_29087_2アルマのような警察犬や軍用犬が、軍用に徴発される話は、涙なくして聞けるものではない。

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 徴用された馬が中国大陸で戦死したその瞬間、岐阜の田舎で一番可愛がっていた人が「アオが死んだ」と夢で見たと言うと、その時間に、中国大陸に出征した馬がやはり事実死んだ。という話が、恵那地域の副読本に載っていた。以心伝心というか、肉親が戦死したときは、何かが棚から落ちたとか、ショックがあって、伝えるものがあると言われた。

00049004 ドラマ「さよなら、アルマ」~赤紙をもらった犬~は、当時の感覚ではなく、現代の人々の感覚から作られている。子どもたちは「(戦争に行くのは)かわいそう」という犬を愛護する気持ちを出せるし、映画見た人は、涙、涙で感想を述べている。しかし、当時の感覚からすると、犬を徴用して連れに来る人の意思は、即ち国家の意思で、有無を言わさない空気があった。軍の徴用に逆らって犬を可愛がるなんて感情出す人がいたら、それこそ村八分になる。

私の田舎(岐阜県中津川市)では優秀な犬がいなかったのか、犬の徴用など、子どもだったから聞いたことはなかった。隣の福岡さんの家の柴犬雑種のフクは、昭和19年頃、茶色の犬はおいしいと、肉にされて我が家も、おすそ分けてもらった。隣りの犬はうまかった これは、食糧難時代のよくある話だった。アルマに涙するような時代背景はなかった。
Dog9256_2_thumb Hose9253_thumb 今だからこそ、涙する余裕があるのだが、軍用に10万頭の犬が中国大陸へ連れていかれて、戻ってこなかった・・・、実に日本の軍隊は無慈悲なことをやった・・・。戦争では、そのくらいの無慈悲はいくらでもアリなんだよ。人間の感情も理性も、ささくれ立っていて、人間が生きるために、当然の感覚・・・、戦争は、人の人としての感情を奪ってしまう。靖国神社の奥にある遊就館の方に、軍用犬の石像があり、慰霊している。同様に、軍用馬の慰霊もある。

軍用犬アルマを追いかけて、満州へ軍属として。軍用犬の調教してアルマに出会い、満州の地で戦闘に参加する。この話、ありそうな話で、ソ連軍が昭和20年8月20日ころから南下してくる。取り残された日本軍(関東軍)が、ソ連の戦車隊に遭遇して・・・こちらは消火器ならぬ、小銃などの小火器しかなく、戦車砲や重火気が主体のソ連軍に蹂躙され部隊の意思は強くても殲滅されていく。

9078 その危機に伝令犬としてアルマを本体へ走らせる。索敵犬としての訓練はしているが、伝令としての経験がないが、アルマは本隊へ全滅しそうな部隊への応援を頼む伝文を運ばせる。アルマを帰らせては危ないというが、アルマは元来た戦場の中を走る。陣地では、無事アルマが帰ってくるのを待っていたが、あと少しの地点で銃撃されて、倒れる。兵士がアルマを救出に出かけ、ソ連の銃撃に倒れる。アルマは、足を引きずりながら、戻ってくる。犬が足を引きずる演技をしていた。

9079  アルマの活躍で、支援がくる・・・と思ったら、本隊でも、危険で助けには行けないから、「御部隊の奮闘と幸運を祈る」という趣旨を書いた紙がアルマの鞄に入っていた。

9048  兵士が持ち場を逃げ出すという選択肢はないから、部隊はここで死守すると覚悟を決めた。アルマと太一(勝地涼)は「日本へ帰れ」と指示されるが、「私もここで戦う」と主張したが、アルマを日本へ帰って、子どもたちと遊ぶ約束しているのだろう」と止められ、最後、「お前は兵士ではない。軍属だ。手足まといで邪魔だ!」班長に殴られて、渋々したがう。彼らは全滅したと、日本についてから知る。

 軍用犬アルマを連れて、引き上げの列車に乗ろうとすると、「犬は乗せられない」と拒否される。「私はいいから、アロマだけ乗せて欲しい」太一が懇願しているとき、アロマは暴れて、太一に噛み付き逃走する。それで、アロマとは別れて、太一は日本に戻る。

 太一は、犬を可愛がっていた、近所の子ども(加藤清史郎)や、太一をにくからず思っていた●●らに「アルマを連れて帰って来られなかった」と手を突いて謝る。「いいのですよ」と慰められ・・・エンドになる。

『さよなら、アルマ 戦場に送られた犬の物語』

ドラマ「さよなら、アルマ」動画(関連動画・おまけ動画)を見る←クリック http://www.nhk.or.jp/drama/alma/html_alma_movie.html

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コメント

 有りそうで有り得ない、NHKの嘘ドラスペシャルです。
1 軍が直接民間に軍犬を徴発した事実はありません。徴発では無く徴用と言った。
 民間から寄贈されることもあるが、血統と訓練度合いを見極めた上で、審査を通った犬だけが受領された。
2 軍用犬は 協会に所属する畜犬商、ブリーダーなどが訓練した成果を見て、優秀であると認められた犬を買い上げられた。訓練が終わった犬に2等兵の階級を付与し「軍犬」とした。
3 軍犬は帝国陸軍の2等兵として扱われ、船にも列車にも乗れた。

りんご姫様
 なお、いそう正確な記事がありました。
●実際の軍犬調達は、「強制的な供出」ではなく、軍と飼育者の合意に基づく売買契約。
●強制的に飼犬を殺処分したのは、市町村役場と警察による「犬猫献納運動」の方。http://ameblo.jp/wa500/entry-10647989364.html

投稿: りんご姫 | 2014年8月31日 (日) 12時46分

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