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2010年6月13日 (日)

八千代交響楽団 無料コンサート

2948_2  八千代交響楽団 第69回市民コンサート「ファミリー・クラシック・コンサート」 無料だからだろうが、6月13日(日)午後2時、1260席一階も二階も満席だった。場所は、八千代市市民会館大ホール

満員になったのか、時間になったのか、締め出された男が大声で文句を言っていた。コンサート会場内にいる人にも、まるでオペラ並に明瞭に聞こえた。態度の悪い人は締め出したい係員の気持ち、よくわかる。

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2945太鼓、金管楽器 フォルン、フルート、ヴァイオリン、チェロ、ハープ、コントラバスなど、交響楽団だから、50人が壇上に上がっていた。どこから音出しているかよくわからないほど、多種多様な楽器で聴かせてくれた。金かかっているな、とつい思ってしまった。
 
最初、説明もなく、♪ロッシーニ/歌劇「ウィリアム・テル」序曲から始まって、あっけに取られた。私のような無料だから聴きに来た人には、どのような情景を想像して聞いたらいいのか、理解に苦しむ。

クラッシックに慣れ親しんでいる人、演奏する側の人には常識レベルのことだが、今日来て初めて聴く立場とは、音楽知識が雲泥の差。その下の立場から言う意見だと聞いてもらえるといいのだが、クラッシックやる人は、客を引き付ける努力やってはいるが、お笑いの人や、さだまさしのトークを見習うといい。   

 ♪ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ
 ♪チャイコフスキー/幻想序曲「ロミオとジュリエット」
    
ー休 憩ー
 ♪ドビュッシー/小組曲

どれも初めて聴く曲だから、正直、眠くなる。曲が終わると、指揮者は演目のリーダーを紹介していたが、彼らを立たせて顔見世するかと思ったら、座ったままでペコリと頭下げるくらいでおしまい。これがよくわからない。一節弾いて見せるとか、観客を引きつけるパフォーマンスがほしい。他のメンバーの嫉妬、怨嗟でも恐れてか、簡単すぎ。

 担当する楽器がどんな音を出すのか、聞かせるとか、曲のさわりでどういうパートを担当しているか、試しに聴かせるのもいいと思うが、クラッシックは従来のしきたりから外れることを恐れているように見えて、あれでは、楽器をやっている人以外の人に交響楽をやる人は増えない。まるで歌舞伎の世界だ。演奏する人と聴く人との垣根を低める努力してほしいものだ。

 交響楽は、今日聴いてみて、各パートが積み木のように組み合わせれて、一つの作品になっているのは、面白いと気づいた。だから、この各パートを分解してこれとこれを組み合わせると、こいうリズムないなるとか、こんな印象になると、見せればいい。ただ、交響曲を演奏するだけでなく、幕間の休憩時間に客の教育時間をとって、客を育てるという考えを持つと、演奏家と聴衆が近づくだろう。

音には文字がないから、いくらこう情景を音楽にしているといわれても、わからない。そりゃ、有名なカルメンの旋律、闘牛士のメインテーマくらいなら、知っているからわかるが、客にはクラシックにはなじみがない。演奏家はもっともっと難しい曲を挑戦もしたいだろうが、プロ受けはしても、シロウトの聴く側に知識がないからついていかれない。この演奏側と聴衆のレベルギャップを埋める努力は、今後クラッシック音楽の課題ではないか。

さだまさし、アンジェラ・アキの語りを見習って、指揮者ももっと砕けてほしい。それでも、コンサートミストレス(意味がよくわからないが)に、一輪の花を贈る場面を作っていたが、とって付けたようなぎこちなさ、演出が下手だ。笑いにするのか、シリアスにするのか、腰が決まらないプレゼント風景の演出だった。指揮者直井大輔にしては、精一杯の感じはした。

私の言っているのは、「題名のない音楽会」のようなものを求めているのだな、と今気づいた。視聴者は演奏者に親しみが持て、演奏者の技量が上がれば、八千代交響楽団も有名になる。私たちには、演奏者の技量はわからん。

音楽はやりたい人は多くいても、それで生活できるレベルの給料がもらえる人はごくわずかでしょう。それを聞いて、わかってくれる人を育てる努力がいる。

私は、歌を歌うとき、前奏から歌詞に入る部分がよくわからない。あれを間違いなくすーっと歌いだせる人には、尊敬してしまう。まるで縄跳びの縄の回っているのに、スーッと飛び込むような器用さには感心する。ハイ、と声掛けてもらえないと、歌い始められないから、音楽は好きだが、音楽を鑑賞する側にいたいものだ。

あと、オンチだな、と思うようになったのは、小学生の3年か4年で、テストされたとき、歌っているとオルガン伴奏が遅れているのだ。私が先になってしまっていたので「先生、伴奏が遅い」と文句いったのだが・・・

演奏家の最後は
♪ビゼー/カルメン第1・第2組曲(抜粋)」
指揮者の直井さん、説明を工夫して、説明してくれた。しかし、歌詞のない曲を演奏されて、カルメンはこうしたとか、闘牛士エスカミーリョがどうしたといわれても、見えないのだから、音楽演奏で想像するのは難しい。ターッタターン、タタターン!というリズムだけは、身についてしまったが、映像のない交響曲はクラッシックの限界を超すには、総合芸術になるように、聴取者のレベルを上げたいものである。

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