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2010年2月17日 (水)

無税区政の樹立、杉並区長の冒険

9973_2 もともと無税国家の構想は、松下幸之助が政治家育成の松下政経塾で語っている。9993 そこで学んだことを杉並区長(山田宏)が実行しようと、発表したら、賛否両論が激しく、区議会が紛糾している、というのだ。

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山田 宏(やまだ ひろし、1958年1月8日 - )日本の政治家。杉並区長。衆議院議員(1期)、東京都議会議員(2回)を歴任。東京都八王子市出身。東京都立国立高等学校を経て、1981年京都大学法学部を卒業後、松下政経塾に第2期生として入塾。(Wikipedia)

2002年3月、レジ袋税条例。
2002年8月、住民基本台帳ネットワークへの接続を拒否。
2003年3月、区長多選自粛条例、区長は三期で在任を自粛
2004年3月、防犯カメラの運用条例で規定。
2006年4月、杉並区教員養成塾「杉並師範館」を開設。
拉致問題、管理職には全員ブルーリボン着用義務づけ。
杉並区は区長就任時(1999年)約900億円、貯金は20億円程度の財政危機。「杉並改革」に力を入れ、区長給与の1割、賞与の5割を返上、区職員1000人削減計画、平成19年度借金が約3分の1に減り、一方で貯金は11倍の219億円になる。自治体経営ランキングでは、2004年度で全国1位、2006年度で全国2位。一方、特別養護老人ホームの入所待機削減や救命救急体制の構築、区民の足「すぎ丸」路線の充実を実現、財政的にもサービス的にも高ランキングに位置の区となった。(
Wikipedia)

次の目標として、「住民税の減税自治体」「住民税の無税自治体」の実現し、日本で初めての「減税自治体構想」の検討をしている。毎年一定の予算額を積み立てし、30年から50年後には、その利子で区民税を3割から5割削減、将来的には区民税はゼロにしようというもの。(Wikipedia)

9999_2減税自治体構想 は元々「松下幸之助が考えた案」だというと、少しは注目してくれるのだが、山田杉並区長は、民間校長を実行したし、住基ネット接続反対で名を上げた。教育委員も選挙で決めている。

99819982 国家統制のように、一律で支配できる形の行政に逆らっている。これも、杉並という住民意識の高い地域だから、多くの人が付いて来てくれる。と、私は見ている。杉並区は山手線の外だが、東京駅、新宿駅の延長線上の地域だから、エリートサラリーマンの多く住む地域である。区単位の中学生の模擬試験をやると、平均点が、多分都内一位だと思う。

税金がない国というのは、今は経済が厳しいから実行されていないと思うが、イランでは、確か、パーレビ王朝の頃には、アメリカのメジャーに石油の採掘権をまるごと任せていたので、王家にはお金がジャブジャブ入ってきたから、税金を取る必要がなかった。税金を取るどころか、国民の教育や医療は無料で診てもらえた。そういう話を聞いていた。

9976 カネさえあれば、国民の福祉にカネは使える。それを山田杉並区長は、基金を積み立てて、その金を国債を買って、その利息で区政を賄えるようにしたいという計画だ。

今は、就任時にあった借財を返すのに、一割ずつ返済に充てているが、あと数年で返済が終わるので、そのお金を蓄積して複利で回せば、それが溜まるから、利息で地方税は要らなくなる、という計画である。

一般家庭で言えば、月収30万のお金を利息を取るには、いくら貯金を持っていれば、入ってくるか、それを模索することと同じだ。長く医者をやっていて、もういいというほど溜めた人で、毎日、寿司を食いに行ったり、海外旅行に行ったりする夫婦を見たことがある。会計士を70歳を前にやめて悠々自適の人は、困らないだけの収入を確保している。そうすると、ラク過ぎて、ストレスがないから、逆にそれがよくないらしい。

魚、アジの一群を輸送するとき、その中にピラニアのような外敵を数匹入れておくとアジは元気に病気もしないという。それが、外敵がいないと、かなりの数の魚が輸送中に死ぬという。これは、ある程度のストレスも神経をピリっとするためには、必要のようだ。

松下幸之助の、関西人特有の発想で、溜めること+複利の利息で、巨万の富を蓄えると、国民は税金は不要だし、その恩恵でいろいろなメリットが生まれる。こう考えるのは、自然な成り行きである。私も、岐阜県出身だが、名古屋圏、関西圏の影響が中仙道を通って影響がある。田んぼから毎年米が自給できる農業県と違って、安心感がないから、宿場町は商売というか、経済には敏感で、安心を求める意識は強い。

イギリスも、社会保障が完備している。「ゆりかごから墓場まで」という社会保障は、インドに植民地で搾取して蓄えた富が社会資本に投下されていると言われたものだが、今は消費税がかなり高いし、所得税も高い、それでも、教育費は安いし、医療は殆どタダだし、失業しても、かえって生活が楽になるらしい。

0023 杉並区で、山田区長のアイディアが法案として通過しても、税金が年間で安くなるのは僅かであると、その一覧を示している。確か、今セッセ、セッセと無税体制を作っても、それが実るのは80数年後の時代らしい。

0024 そうすると、その体制構築に協力しなかった住民が流入するだけだとか、それは今の金利とか、経済状態が上向きになることを期待しての話だという。地方自治団体が資金を溜めるものではなく、行政サービスをするのが先だ、と経済に詳しい森永さんはいう。ケチもみんなから言われている。山田区長が都知事として立候補するための布石だともいう。

大風呂敷といわれても、実行不可能といわれても、山田区長のアイディアは好きだなぁ。

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コメント

10年後にたったの1800円しか安くならない、
労多くして益少なし、という様な批判もありますが、
私個人としては頑張って欲しいと思っています。

全国初の試みで、前例が無いのですから、
パイオニアは常に批判されるものですし、
今がよければ後はどうなっても良いというような、
享楽的な生き方をしている人には理解しがたい政策でしょう。

住民税が安くなった頃に、美味しい所取りをするために移住者が増えたとしても、
その頃には杉並区の価値が上がり、持ち家の住民の資産価値も上がるでしょうし、
人口が増えれば区内の景気も上向くでしょうから、
メリットは十分にあると考えられます。

子や孫の世代のために、何が出来るかを考えた政策は、
是非とも成功させて欲しいものですね。
もし失敗したとしても、それはそれで良い経験として、前向きな教訓になるはずです。

投稿: ぬえ | 2010年2月19日 (金) 15時02分

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