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2009年11月 1日 (日)

医師の平均年収(日経)エリートの義務

01ここの記事(10/31)のポイントは、開業医と勤務医の収入の差が、1.8倍ある、ということだ。平均月給ですから、諸経費をここから引くわけではない点を理解して話を進めたい。

開業医が月給208万円(年収が2521万円)
勤務医が月給123万円(年収が1450万円)

これを生涯35年続けるとすれば、8億8235万円(開業医)、5億0750万円(勤務医)となる。これらの収入が、民間の営業と比べたら、各種保険制度で安定しているから、医師になりたい人が多くなるのは想像がつく。

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これらの数字は平均であるから、この数倍、数十倍になる人もいるわけだ。自由経済だから、どう稼ごうと文句言える筋合いではない。エリートで、みんなに尊敬される立場であることを認識してもらいたい、というのが本日の趣旨である。

世間で勤務医が不足している状態を見て、これを開業医が一致して協力する体制をとるべきだ。算術医、とヤユされる医師になってもらいたくない。日医連は権利を主張するばかりでなく、輪番で公立病院を支えるのが義務であっていいはずだ。

51bchf92xql_sl500_aa240_ ノブレス・オブリージュ(貴族の義務)という言葉がある。貴族はその身分にふさわしい教養を身につけ、それにふさわしい義務を果たすという意味だが、現代の「国家貴族」たるエリートにも当然この義務は要求される。国家の予算によって養成された彼らは、社会に対して大きな義務を負う。(エリートのつくり方―グランド・ゼコールの社会学 p.199引用)

 市民の代表として高度な知識を受け取った人はそれを社会に還元する義務を負うこと。フランスでは公教育の学費が無料であり、エリート養成が皆の税金でまかなわれ、エリートの義務が大きくなる。
 
日本では、難関な試験に合格し、高度な知識を教育された立場に立った人が、個人の栄達を考えるのは普通である。しかし、自身が難しい高度な知識をもつ立場に立ち、市民の代表として、その知識を社会に還元する義務を負っていると考える学生葉少ない。当然フランスでもその部分が問題となっている。
フランスの日々参考

 そこで教育されたエリート達が、その知識と教養をみずからの栄達のためではなく、社会に還元する意識をどう植え付けるのか。こうした点に今後フランスの教育の可否がかかっている(エリートのつくり方―グランド・ゼコールの社会学p.196引用)

エリート(医師)として教育され、日本で高給を食む人は、ノブレス・オブリージュ(貴族の義務)を自覚してほしい。

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コメント

そもそも医師は貴族ではありませんよ。

また、「医師として教育され」たわけでもありません。日本では職業選択の自由がありますので、本人の努力によって医師になることが出来たのです。

マスコミは医師の給与額にのみフォーカスして医師叩きをしますが、彼らがどれだけの努力をし、費用を費やし、医師となったか知っていたら、
安易にnozawa22さんのようなコメントは書けないと思います。

また勤務医の過酷な勤務実態を知っていますか?月給としてはそれなりに稼いでいますが、時給換算したら金額的には大した額ではありません。

日本では、ノブレス・オブリージュ(貴族の義務)は一般の医師ではなく、会社社長やオーナーなどが自覚すべきだと思います。(もちろん医師で会社経営者・病院経営者もいるでしょう)

自分は何もしないくせに、無責任に求めるだけ、責任を押し付けるだけの人が多いから、医師になる人が増えないのですよ。特に産科医や小児科医などね。

投稿: ぬえ | 2009年11月 3日 (火) 21時11分

 ぬえさん、いつもストレートなご意見、ありがとう。
 しかし、あなたのご意見、きっと正しいと思って言っているのでしょうが、違う、違う、そういう意味合いではない、と思う点が多々あります。

 比喩は比喩として読んでください。まともに医師は貴族であると誰も思っていません。そういう誇り、衿を正して生きてもらいたい、という意味です。誇りのある人は、世間に顔と名前が知られて、批判にも耐えるノブレス・オブリージュが課せられるのです。

 そして、自分の利だけでなく、「社会に対して責任」を感じるべきなんです。大げさかもしれませんが、日本社会で欠けているのは、この点です。責任を感じる生き方を、総合してノブレス・オブリージュ(貴族の義務)に託して言いたかったのです。

 私の意図をぬえさんに汲んでほしい、と思っています。いつか、お目にかかってお話したいものです。

投稿: nozawa22 | 2009年11月 6日 (金) 00時40分

nozawa22さん

お返事ありがとうございます。
しかし、nozawa22さんのご意見、きっと正しいと思って言っているのでしょうが、違う、違う、そういう事ではない、と思う点が多々ありますので、たまにコメントさせていただいております。
また、私もnozawa22さんが本当に「貴族=医師」だと思っているは考えておりませんので、ご安心ください。
ちょっとした皮肉です。


しかしながら、最初の記事では「エリート・医師」を一方的にやり玉に挙げて、ノブレス・オブリージュが課せられるという内容に読み取れます。

このブログは多くの人に見られているようですので、この記事を読んで「ああ、そうか」と鵜呑みにして勘違いする人がでたり、その結果医師に対するバッシングがこれ以上増えて、医師のうつ病や自殺などが増えて、医師不足に拍車がかかる、という様なことにはなって欲しくないのです。(特に最近はモンスター患者が増えていますので)


今回いただいたお返事、

>そして、自分の利だけでなく、「社会に対して責任」を感じるべきなんです。

これはエリートや医師だけに一方的に課せられるものではなく、人間全員に課せられるものではないでしょうか。
貧しいから、エリートではないから、課せられないものではありません。
特定の職業、特定の人物のみがかせられるものではなく、全員が意識しなければならないものである、というのであれば同意いたします。
また、最近のモンスター○○○に代表されるような人たちこそ、自分の利だけでなく、「社会に対して責任」を感じるべきなんです。


ブログを読む限り、nozawa22さんは良識があり、思慮深い方かと存じておりますが、たまに一方的過ぎる文面が見受けられます。
ランキング上位のブログですので、それなりの影響力があるかと思いますので、物事の一面だけを見て、特定の職業などを一方的に非難する記事はどうかと思います。

投稿: ぬえ | 2009年11月 6日 (金) 22時56分

2009年11月 6日
特定の職業、特定の人物のみがかせられるものではなく、全員が意識しなければならないものである、というのであれば同意いたします。

 以上のご意見にお答えします。
 この点について、注意することを申し上げます。自己防衛のため、あえて一般化する場合がある。特権を付与される職業は、たとえば医師、弁護士・裁判官、議員など、批判にさらされるべき職業であるのです。

 彼らには、特にノブレス・オブリージュが課せられる。「社会に対して責任」は、等しくすべての人に課せられるけれど、という条件の上に、課せられる、と考えてほしい。保護された財団法人の日本相撲協会にみも、当然課せられる。 

投稿: | 2010年7月 4日 (日) 01時25分

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