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2009年10月 7日 (水)

ダムのムダ

昨年末846兆円の国の借金は、2009年末には924兆円へと再び増加ペースが加速する。それは、自民党政権の放漫運営が元にある。その一つが、ダムのムダ。

ダムの目的は、主なものとしては治水と利水・水力発電がある。複数の目的を持つダムを多目的ダムという。治水・利水両方を目的とする。砂防ダム、鉱山で鉱滓貯留を目的、廃棄物埋設処分を目的とするダム等は河川法のダムとは別扱い。

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Photo さてさて、工事中のダムが全国いたるところにある。50年かかっても完成しないダムとして問題視されているのが、八ッ場ヤンバダム。次が40年かかってもまだ完成しないのは、大滝ダム、設楽ダム長沼ダム、平瀬ダム、内ヶ谷ダム、藤波ダムと名前が上がっている。次30年継続中のダムが、森吉山ダム、嘉瀬川ダム、辰巳ダム、安威川ダム、五ヶ山ダム、福富ダム、山鳥坂ダム、当別ダム、利賀ダム、大山ダム、胆沢ダム、成瀬ダム、湯西川ダム、津軽ダム、志津見ダム、殿ダム。日本の長期化ダム事業 - Wikipedia03_2 04_2

Maehara 以下、25年、20年かかっても終わらないのは、当然のごとく続く。業者には長く継続したほうがいいに決まっている。

地方議員には、土建業者が食い込んでいる例が多い。首長自身が土建業者という市町村がある。議員になっていると、情報を早くキャッチできるし、仕事を受注でしやすいという利点がある。そんな議員ばかりではないだろうが、利権に目を向ける議員が多いと疑惑を受ける。

800pxoi_power_station 岐阜県中津川市と恵那市の間を流れる木曽川に、福澤桃介が1924年(大正13年)に建設した大井ダムがある。日本初のダム式発電所。福澤桃介は、福澤諭吉の養子。

途中、大井ダム建設中には資材が洪水で流れてしまい、困難を極めたが、日本初の女優・マダム貞奴の援助等もあり、苦難の末完成させた。この偉業は、大正時代、世界のビッグ・プロジェクトの一つに数えられた。

800pxe681b5e982a3e5b3a1e5a4a7e6a98b 今、恵那峡という名勝地になている。10キロメートル以上にわたって奇岩・絶壁が湖の両岸にそびえ、春の桜や秋の紅葉の時期は絶景である。遊覧船で1時間程度のクルーズが楽しめる。下流の丸山ダムによって出来た丸山蘇水湖と共に、飛騨木曽川国定公園に指定されている。2005年(平成17年)には、恵那市の推薦を得てダム湖百選に指定。(財団法人ダム水源地環境整備センター)参照

小学生だった昭和25年4月、家族で恵那精麦工場で働く人々とともに、大井ダムのある恵那峡の岸辺へ花見に一日お弁当もちで出かけた。楽しい一日をすごした。水辺のダム景色は心を癒す効果がある。

木曽川沿いのOchiai3371 中津川市は、ダムといえば、水力ダムである。隣り町の大井(恵那市)にも、落合にも、同じく福澤桃介の建設したダムがある。ダム建設中は、近隣の農家の人の出稼ぎ場所だったと近くの湯舟沢にいた叔母が教えてくれた。プロレタリア作家が一緒に働いていて、酔っ払うとあたりかまわず小便を撒き散らすと、無頼ぶりを話していた。

恵那峡と同じく、落合ダム周辺にはソメイヨシノがズラーと並木になっているから、春になると一斉に人出が多くなる。

NHKの討論番組、日本の、これから「鳩山新政権に問う」10月3日(土)で、民主党は自民党の放漫予算を切って、健全な政権運営ができるか、一般視聴者を入れて話し合っていた。発言内容をチェックしているのかもしれないが、各人の発言内容がきちんとしていた。民主党が政権を軌道にのせて、自民党はまず数年復活できないと見たのか、NHKの姿勢も自民党に色目を使わない番組が増えてきた。7776

ダムのムダを切る話で、意見をいう人の中に、恵那峡大井ダムの近くに住んでいる牧野さんという、歳のわりに元気に見える方が、鋭く切り込んでいた。

800pxenakyo 大井ダムは砂がたまって、発電量は下がり、砂が下流に流れないから、海岸は痩せるし、ダムによって魚の生態も変わる。ダム反対論を展開していた。ダム建設で人々の生活が潤い・・・という論法が今は通らなくなっている。にも係わらず、50年もダムを作り続けている現状は、時代にそぐわなくなっている。そこへ自民党政権がつぶれて、みんな目が覚めた。そんな印象である。

NHKも、完全に民主党に乗っている。変わり身が早いな、っていう印象である。水力ダムで電力発電を刷り込みされている世代だから、木曽川にダムを作るのは正義の御旗だったが、そうでもない、そんなことがやっとわかってきた。

181981_c450_2 コンクリートから、ムダを削って、もっと人へ投資をすることで、格差社会の建設をする方向へ。まず、情報公開されないと、前提になるものがよくわからない。政権交代でやっと静かなる革命がやってきた、と前原国土交通大臣がんばっている。

ちょっと気になるのは、前原さんがスッキリした顔に比べ、外務大臣になった岡田さん、目の下の肉がたるんで、お疲れが目立つ。前原さんと岡田さんが、鳩山+菅さんの次のリーダーだから、中川さんのような死に方しないように願う。

治水とダムについての見識 宮本博司 

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