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2009年10月 8日 (木)

治水とダムについての見識 宮本博司

7791 八ッ場ダム完成図  八ッ場ダムHP から、引用ですが、お読みください。

八ッ場ダムについて流されている誤りについて
八ッ場ダム事業について、関係各都県の知事や国土交通省から主に次のような情報が流されていますが、いずれも
事実に基づくものではありません。  
Ⅰ. 八ッ場ダム事業は継続したよりも中止した方が高くつく。
Ⅱ. 八ッ場ダムはすでに7割もできているので、今さらストップできない。
Ⅲ. 八ッ場ダムの暫定水利権がダム中止に伴って失われる。
Ⅳ. 大渇水到来のために八ッ場ダムが必要。
Ⅴ. 八ッ場ダムは利根川の治水対策として重要。

ダム建設を必死になる国交省は、どういう考えなのか、という点について調べていたら、3年前にダム建設の所長をやっていて辞めて、八ッ場ダム中止運動のNGOに呼ばれて講演している映像YouTubeを見た。これは、治水の知識、苫田ダムの交渉過程について語っていた。

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5ファイルに分かれて、合計で1時間以上あるが、講師の宮本博司の話は、面白かった。京都の酒樽、木樽製造の家を今は継いで、樽を作れるようになったとスライドを見せながら、普通なら専門的な水防の話なんて面白くもないのに、ぐんぐん聴衆を引き込んでいく。参考1 参考2 参考3

http://www.youtube.com/watch?v=GxbZ_J5UJw4

http://www.youtube.com/watch?v=KD6HJ4PKKes

Kuroyonn_damu 黒四ダム ダムを建設する技術を持っている側にしてみれば、その技術を使って壮大なダムを建設するのは、夢の実現になる。こんな充実した仕事はないだろう。黒四ダムを見たとき、人間にはこんな自然に打克つことができるんだ、と圧倒された。

基調講演 『河川行政の転換ーダム予定地の現実に接して』(1)~(5)講師:宮本博司さん

【講師プロフィール】1952年京都生れ。1978年旧建設省へ入り、苫田ダム工事事務所長、長良川河口堰建設所長を歴任。その後、近畿地方整備局河川部長として情報公開の徹底などいわゆる淀川方式の実践に尽力。 06年、本省防災課長を最後に国交省退職後、一市民として淀川水系流域委員会委員長に選ばれるが、08年辞任。現在、家業の樽徳商店会長を務める。 

03 苫田ダムを推進した際、宮本さん、必死に住民を説得したつもりでいたが、住民の苦しみ、悲しみを理解していなかった。エピソードを紹介していた。70代過ぎの反対派の家で話をしていると、昼間の2時だったが「飲みながら」 と酒を出してくれて、「オーイ、アレを出せ」と女房に夕食のブリの照り焼きを出させて接待してくれた。これらの人々の反対を押し切って建設した苫田ダムが完成したとき、記者に「感想はいかがですか」と聞かれて、胸中は過去の経緯を知っているだけに、何も答えられなかた。

国交省の手口を知っているだけあって、良心がある人にとって、ダム建設、道路建設には、つらい仕事だ。何も知らないで、どんどん進められたら、どんなにラクなことだと思う。

今後、治水と自然とのバランスを考えた場合、川をコンクリートで固めるのではなく、川の水をゆっくり流す、地面にしみ込ませるとか、遊水地をめぐってから流れていく。そんな形で地球にやさしい川の管理をしていく。それを宮本さんは主張している。

00003_2生活している住民には、ダムは「銭次第」。八ッ場ダムに当初反対していた人々が賛成に回ったのは、「銭次第」で、徐々に国反対しても勝ち目がないと攻めれたら、一人孤立するだけだろう。

治水とダムについての見識 宮本博司   ダムのムダ 

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コメント

宮本博司様
突然のメール申し訳ありません。安威川ダムの問題について、この40年来、取り組んできた、「明るい茨木をつくる市民の会」の畑中と申します。ダムによらない治水について考える方向を、ご教授いただけないでしょうか。時間を取っていただけるならお伺いします。また「会」の勉強会の講師もお願い出来ないでしょうか。ご返事をお待ちしています。

投稿: 畑中孝雄 | 2010年8月14日 (土) 09時43分

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