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2009年8月14日 (金)

うじきつよし 本物の平和主義者になるために

5644  僕の父はB級戦犯.うじきつよし 「戦争を語る父子の旅」 の最後で、ディレクターとケンカするような口調で、やり合っていた。
 同年輩のディレクターは「祖国を守るためには戦争も必要だ」と、うじきをケシかけて、憤慨させるのが目的のようにも見えた。
「自衛のため」と戦争を始めたら、「平和、戦争反対!」なんて、吹っ飛んでしまう。単に「戦争反対!」と言葉で言うだけでは、国は自衛力さえ持てない。平和、相互理解のためのロードマップが必要だ。

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56605659_2 ディレクターD「うじきさんは戦争反対、どんな戦争でもいけない?」
うじき「当たり前ですよ」
D「自分の国が侵略さてようとしても?それも戦争ですよ」
うじき「聞くのは簡単でしょ、君は。 世界中の人がその疑問を簡単に答えられないことをそんなに簡単に聞いちゃいけないでしょ。戦争がいいの、悪いのかって」
D「戦争反対だからと言っても、全ての戦争を否定して、日本が侵略されてもいいということで」
うじき「それは議論のための議論でしょ」
D「議論のための議論かな」
5650 うじき「じゃあ、自分の家族が殺されているのを目の前にしてね、それを抵抗しないのか、ていう話をされるのと一緒だよ」
D「それも、戦争だということでしょうか?それは戦争じゃないんですか」
うじき「じゃ、村田(ディレクター)はしてもいいのか!逆に聞きたい。戦争はしてもイイことなの?村田は、オレにそれを聞いているのだよ」

5648 うじきつよし:彼の父氏木武は、第2次大戦当時インドシナ戦線で指揮を取った職業軍人、旧日本陸軍大尉。 戦後、サイゴン裁判で拷問や略奪を指揮した罪を問われ、ベトナムと日本で計8年間の収監生活を送った「B級戦犯」だった。 ...

5658  戦争による殺人に絶対反対という強い信念があるうじき、父武は志願して陸軍士官学校に入った職業軍人。
 武さんは祖国を守るためとはいえ、命令に従うしかなかったのか。二人が戦争に向き合い、戦争について悩み続ける親子の姿を追う。
 
ドキュメンタリ宣言「僕の父はB級戦犯」 司会は長野智子

D「(戦争を)しても、いいコトだと思います」
うじき「ちょっと(村田ディレクターの)顔で撮っておいて」
D「ボクは戦争はしてもいいコトだと思っています自分の家族が殺されそうになったら、自分は戦います
当たり前のコトです」
(カメラマン)「正当防衛ということですか?」
D「ええ、そうですね。それにそれも戦争です。それが戦争じゃないと言えるのですか。」
うじき「それをなくしていかなくてはいけないコトですよ」
D「当然です。それは」

うじき「当然と言っていながら、戦争はしてもいいといっているじゃないか。父親が戦争に行っているということは、ものすごく自分の人格、人生に大きな影響を与えている。大きな影を落として、物凄く大きな影響を与えていつ。人生の中のどこかで、もしかして勘違いして、何か突き進んでしまう瞬間があるのではないか。恐怖心がある。
 やっぱり、怖くて聞いていなかったのかナ。自分もウチの親父は息子にだけは伝えたくないというコトでは
なく、後世の人に伝えておきたいという意識はなかったからね。自分のやってきたことはね。」

D「(うじきのお父さんは)誰にも話したくないけれど、息子だから話すんだと言っていましたよ。それはどう思いますか」
うじき「そんなコト言っていたの?」
D「お父さんが話さなかっただけではなく、僕らの世代も聞かなかったことも、まあ、うじきさんみたいにこ
うして真剣に聞かれる人もいるけれど、ほとんどの人は聞いていない。うじきさん、がんばってください。」
うじき「なんだ?それ.  …ウーン」

ディレクターは、うじきに戦争反対を貫き、平和を求める意思を貫けといいながら、うじきを追い込んでいる。「がんばってください」っといわれて、うじきは「なんだ?それ. 」と言ってしまう、この呼吸は、いいセリフだ。ドラマでもライターが書けないだろう。最後にウーンと窮するところは、ディレクターの腕だった。

「自衛」っていう名目で「戦争」は始まる。結果は侵略であっても、「侵略」と言って始まる「侵略」はない。「邦人保護」つまりは、「家族を守るため」に始まるのが、普通で、それを軍人や政治家が利用する。ゆえに、うじきは「正当防衛の戦争もなくしていかないと、いけない」という立場に立とうとしている。

なかなか、正当防衛の戦争を否定することが、私たちにできるか。さあ、どうだ?と聞かれて、「できる」といえたら、本物の平和主義者だ。「左の頬を叩かれたら、右の頬も出す」くらいの覚悟のある聖人には、なれないのが普通の人だから。

ゆえに、ディレクターのいうように「自衛の戦争はやるべし」という人間本性の生命感で戦うことになる。世界がまだ「戦国時代」だから、そういうありかたでしか人間は生活できない。

小学校4年生のときの担任近藤武典先生は「世界国家」で統一して、警察で取り締まると平和になる。こういう世界観を子ども達に吹き込んでいた。ユニークな先生だった。

世界国家ができるまでは、中国と日本がお互いにコミニュケーションをよくしていく必要がある。
①同じ漢字の共有化 
②経済圏内の貨幣の統一化、

この二つを中国と話し合うべしだ。台湾の馬英九総統も、中国本土と漢字の統一を行いたいと言っていると聞いた。なんとか、こういう文化の共有で人間同士が理解しあえると、お近づきができる。日本と台湾、韓国をグループ化することが、私の願いだ。

トップがやる気になったら、次第に進んでいくだろう。1%の人間が相互理解に動き出せば、平和は近い。蒙昧な人たちが雷同することで、社会情勢が不安定になる。平和とか、戦争防止は、観念ではなく、人間同士の理解であり、文化の理解、次に経済の発展になる。そういう観点で戦争反対を唱えていかないと、平和は築けない。
 カラ念仏のように「平和、平和」「戦争反対、戦争反対!」といっても、「自衛のための戦争だ!」と言い出したら、止められるものではない。そのときに、「平和のための行程表」に従って、平和を語ると相手を説得できる。

うじきつよし、「がんばってください」というセリフ、これは、かれの自衛の戦争に反対する上に、平和のために、具体的なロードマップがあれば可能になる。それを言いたい。
 それには、他にも方法があるかもしれないが、私の提案として
①同じ漢字の共有化 
②経済圏内の貨幣の統一化、

を唱えてほしい。ロードマップにならないか。

 彼の平和に対する信念は、彼一人自身の信念に終わらせないで、平和のロードマップをもって進めてほしい。彼のこれからの信念の実現のためには、ぜひ文化の相互理解、経済圏内の貨幣の統一化、この二点を掲げれば、あとに続く人が、平和の行程表に従って進む。

「九条の会」の人の弱さには、「平和のための行程表」がないことである。

うじきとディレクターのやりとりYouTubeにあったので、見てみてください。

長野智子:アメリカ合衆国ニュージャージー州生まれ。私立田園調布雙葉中学校・高等学校、上智大学外国語学部英語学科卒業。上智大学在学中に、文化放送の「ミスDJリクエストパレード」のパーソナリティーをつとめる。
1985年、フジテレビに入社。1990年、28歳の時に商社マンと結婚し退社。夫のアメリカ赴任に伴い渡米。1999年ニューヨーク大学大学院(メディアエコロジー専攻)修士課程を修了。帰国後、2000年4月から鳥越俊太郎と共に『ザ・スクープ』のキャスターを担当し、現在はテレビ朝日系の報道番組で活躍中。
 彼女の曾祖父は、日米修好通商条約批准書交換の派遣船(正使(米国軍艦)「ポーハタン号」、副使「咸臨丸」)で渡米し、明治維新後は新政府に勤めた長野桂次郎(立石斧次郎)である

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うじきつよし 本物の平和主義者になるために
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うじきつよしへ反論は、戦争容認か   
 

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コメント

ベトナム兵を運んでいる写真を見て、さも米兵が好んで、楽しんで死体を運んでいるかの様に言っていたが、そうではないと思います。delicious
臭いも、飢えも乾きも、写真からは解りません。
うじきには、そういった部分も理解できない様でした。bleah
逆説的になりますが、狂信的な戦争反対を主張するなら、その前に、自分のポリシーとして、ライフスタイルとして、国民、国家、世界を幸福に平安にするという事に日々活動しているべきです。
それがないのに、戦争反対の主張、それも狂信的なものは、電波を通じて行う資格はないと思う。
うじきが、異常な思考、判断をする人であると今回の番組を見て知った。fuji

投稿: hiromails | 2009年8月14日 (金) 23時25分

 うじきさんへ

 自分の中の平和が本物になるために、苦しんでいる貴方の姿は感銘しました。「家族を殺されようとしても」「戦争」を並べて話そうとする言葉のまやかし、その論調に乗ることは、あの大本営に乗って報道した新聞と同じ道に繋がっています。苦しんで考えているうじきさんの姿こそが平和をつくる過程だとおもいます。
 過去の戦争の反省はもとより、現在の日本の中の戦争へ繋がるような経済、政治、暮らしすべてに反省できることが大切です。今の自民、民主が9条を変えようとする勢力であることをしっかり見抜いて、平和の勢力が多くなり、うじきさんの悩みに回答がでると良いなと思います。
 今後も続けて発信してください。
 がんばって、私も違う形でがんばりますよ。

投稿: | 2009年8月16日 (日) 10時19分

自衛戦争容認派に対して、平和の工程表に従って相手を説得すべきとあるのですが、平和の工程表というのは文化の共有と貨幣の共有でよいのでしょうか?
文化や貨幣の共有が自衛戦争の是非とどう関係してくるのかよくわからないのですが?
もしよろしければ、意見をください。

投稿: HY | 2009年8月29日 (土) 11時01分

平和の行程表(ロードマップ) は、私の気付いた点を二つ挙げましたが、みなさんと一緒に考えていけば、もっと良い知恵が出るだろうと、思っています。

ヨーロッパでEUという国の垣根を低くすることで、相互理解しようとしているのを見て、私は発言しているのです。このヨーロッパの壮大なる実験を見て、東洋で何も感じないのか、と言いたい。

もちろん大東亜共栄圏という構想を戦前に実験しているが、これはなぜ失敗したのか、そのあたりを日本は反省しないと、誤解をうむだろう。

壮大な目標だから、それは1私人の手に余る問題だ。だから、誤解を生まない配慮をしながら、まずできるもの、それを提案したい。そういうことは多くの人の知恵を結集したいと思う。

投稿: nozawa22 | 2009年8月30日 (日) 00時48分

ヨーロッパでEUという国の垣根を低くし、相互理解しようとしている、このヨーロッパの壮大なる実験、これは人類の進化の一つだと思う。
 東アジア共栄グループは、まず日本と中国、韓国、台湾が
①文化の自由圏として特区化
②基礎漢字100字(字体・意味)共有

二点を提案したい。日本と中国、韓国、台湾四国がこれでお近づきになったら、いかがだろうか。

投稿: nozawa22 | 2011年8月21日 (日) 02時23分

  さて2015の今、左翼連中の思った通りになっているどころか、その左翼が迎合する特亜の中国朝鮮論理は最早、イカれてる国のオウロパガンダ主義というのが露呈して、日本国中からクソ発想としか思われなくなって、それが表も裏でも両方共浸透している状態だと思います。

 そして東南アジアは、これの放送当時から、むしろ日本に友好的であるというこの落差。反政府や反戦極左の妄想に取りつかれていた左翼的発想な人は、何を思うのでしょうかねぇ

投稿: | 2015年4月28日 (火) 19時37分

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