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2009年7月 9日 (木)

中国とアメリカの間の日本の立場

4997 チメリカ =ChiMeric と最近Photo_3、中国とアメリカ の世界を支配する形を表現するらしい。China+America の台頭、正確にはアメリカの衰退と中国の台頭かもしれないが、世界を牽引するのは二国だと多くの人が思っている。

そのさい、日本はどういう立場に立つべきか、それを考えていたのが、12チャンネルワールドビジネスサテライト、小谷真生子がキャスターで、ゲストを呼んで、問題点を指摘していた。他の局ではない狙いの番組で大変いい。もう中学生くらい知識でも、楽しめるテンポにするといい。

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小谷真生子:大阪府出身。身長158cm。趣味はゴルフ、テニス、仏像鑑賞。父親は元NHKアナウンサーの小谷伝。伯母は劇団四季の女優・影万里江。夫は石坂泰章(サザビーズジャパン社長、元経団連会長石坂泰三の子)。再婚同士の結婚。
 父の転勤により小学校のうち3年間はオーストラリアで過ごした。高校はアメリカ・ユタ州のSky View High Schoolを卒業。平安女学院短期大学英文科卒業後、日本航空へ入社。キャビンアテンダントとして世界37都市・2560時間勤務した。ワールドビジネスサテライトWikipedia

4995 本日のゲストは、武藤 敏郎(元日銀副総裁、元大蔵次官の表舞台を歩いてきた東大法卒のエリート)が、小谷真生子のヨコに坐って解説していた。武藤 敏郎は、福田首相のとき、日銀総裁に推したのに、民主党から否認されたことで有名になった。

武藤 敏郎(むとう としろう、1943年7月2日-):日本の財務官僚、経済学者(財政政策・金融政策)、実業家。株式会社大和総研理事長、東京大学先端科学技術研究センター客員教授、学校法人開成学園学園長・理事長。大蔵事務次官、財務事務次官、日本銀行副総裁を歴任した。
 埼玉県浦和市(のちさいたま市)出身。6人兄弟。父は浦和市議会議員、浦和市収入役を務めた。上福岡市市長を務めた武藤博は次兄。さいたま市浦和区にもう一人兄が居る。
 開成高を経て東京大学に入学。在学中に司法試験第二次試験や国家公務員上級職に合格、1966年に東京大学法学部を卒業した。
 国家公務員上級職試験を2番で旧大蔵省入省。同期には中島義雄(財政金融研究所長)、長野厖士(大蔵省証券局長)、中山恭子(大蔵省大臣官房参事官)、塩田薫範(公正取引委員会事務総長)、井坂武彦(造幣局長)、佐藤謙(防衛事務次官)、森昭治(金融庁長官)等がおり「花の昭和41年組」と呼ばれた。大蔵省では主計局を中心にキャリアを積んだ。Wikipedia

Photo_2 マスコミで「チメリカ」Chi Mericと囃すような実態はないんだと、中国の社会保障など制度の遅れ、整備に時間と財政的な負担も生じてくれば、経済の足を引っ張るから、どんどん成長するというわけにはいかない、と説明。

今、中国は「大国としての側面」と「新興国としての側面」があり、それを国際的に巧に使い分けている。西欧型のルールを取り入れていないから、少数民族の紛争に集会の自由、言論の自由を認めていない。政府の政治の決定過程が透明でない。情報の開示もない。インターネット規制もあって、他の国から危惧を持たれてしまう。

その大国側面と新興国側面を使い分けている裏には、覇権主義、膨張主義をもっているのではないか、という危惧がある。西欧風な規範をとって、世界のルールにできるだけ親しんでいく、親和性を高めていくことが、中国自身にとってプラスになる。これは武藤 敏郎の述べたこと。

武藤 敏郎の目からすると、「今はまだまだ」中国は日本に及ばない、と言っているように感じる。小谷真生子キャスターが「米中がどんどん力をつけていく中で、日本は今後どうしたらいいか」と、日本の立ち位置をどうしたらいいか、話しを進めた。

中国の人口は今13億、1億2000万の日本がいくらガンバッても、10倍以上の人口の国を相手に量ではかなわない。牛に向ってカエルが腹を膨らませて「コレでどうだ!」と言っているようなもの。規模では競争できない。4994 そこで、見せたのが、武藤 敏郎が考えた日本の立ち位置の図である。3つの考え方がある。

①日本が自信をもって戦えるのは、知識力、技術力で、リーダーシップが保てるものがある。

③平和国家、福祉国家として日本の経済基盤を保持しつつ、繁栄を持続する。

②米中が強大になっていく中で、日本はアジアの中国周辺の国々とグループ化して、アメリカとの対話を保ち、技術、文化を保持しつつ、役割を果たしていく。これが、日米中の関係を将来的に解説して見せた。

ぼんやりと米中の発展していくのをみていると、日本は置いていかれてしまう。日本の立ち位置をしっかり守っていく努力が必要だという。

234f6ac1cf1b2aba253386078ce7f101 「中国につくか、中国につかないか」ではなく、日米の関係性を生かす戦略性が、今の日本にはあるとはいえない。その点が非常に心配である。武藤 敏郎は、経済を語らせたら、寺島実郎と同じように世界を見ているが、日本の国が負けるものか、官僚なしい思い込みがあるように感じた。新しい斬新な発想が見えないのが、秀才官僚らしかった。

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