人は、味ある年齢になると話が面白い
きょう録音起こしの原稿の支払いに来た某社の方は、「トイレを貸してください」といって、便所へ入った。入る前に、「大腸がんで昨年夏にガンセンターで手術して、切ったから、便意が頻繁にあるんで」という。
中年以降の多くは、あちこちを切ったり、持ちネタならぬ「ウイークポイント、火種」を抱えている。人はどこか爆弾のように何かを抱えていると、人はやさしくなる。「大事にしてください」というと、「営業だから、相手ある仕事だから、アナを空けるわけにいかないので」という。
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自分の命を考え、世間の不景気から仕事の行く末を心配する。そういう話で共感を感じる。やはり、人間歳取ってじっくりものを見る年齢になってこそ、味のある会話になる。大人の会話が成り立つ。自分のことだけでなく、社会に責任を感じる話になる。
「お年は?」と聞かれると、みんな躊躇するが「歳は財産」というフランスの言葉があるらしいから、歳を恥ずかしがることなない。「年寄りが死ぬと、図書館がなくなるのと同じ」という中国の言い伝えがあるように、歳が若いだけがイイことではない。ただ、歳相応の何かやっていれば恥ずかしくないが・・・という思いがあることは、確かだ。
年配者と話すと、必ずと言っていいほど「定額給付金」をばらまく自民党政治、その後に隠れている創価学会公明党が今回、この「給付金」政策は引っ込めれば、人気が上がるし、よくやった、となる。それを話しても、通ずる。企業の契約社員切捨て、大企業の企業責任についても、みんな一言ある。それがやはり若者と話し合うときには通じないものが通じる。
中高年のおじさんは、みんなは注目していないが、社会の縁の下も、家庭の土台も支えているんだ。社会に対してじっくり見て、言いたいことが山ほどある。だから、口火を切れば、いろいろ言い分が出てくる。それがなかなか言える機会がないことは確かだ。それゆえに、年齢層から比較したら、50代、60代は選挙の投票率が一番高いのではないか。
オジサン年齢がゴルフや趣味以外の分野から、本心を語れるお友だちになるというのが案外難しいのが、年齢と共に、痛感する。
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