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2008年11月 5日 (水)

受刑者の裸「たこ踊り」一日2回

Aさんは今、墨染めの衣で托鉢して生活しているが、20年前は刑務所にいた。麻薬の中毒者でヤクザをやっていて、それが今こうして仏の慈悲で生かされて、人のために働く気持ちで生活している。その体験を聞いてほしい、と私のところに電話があったのは、1週間前だった。

 いろいろ聞いたが、その中から、刑務所内の様子は知られていないから、一つ、紹介。

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受刑者は出所後のことを考え仕事をさせられる。Aさんに与えられた仕事は紙袋に紐を取り付ける作業だった。食事後、獄舎前のに並んで整列する。そして、刑務官の号令で行進し、作業所に着く。まず作業開始の前に全員、囚人服から作業服に着替えをする。その際、違反物を持ち込ませないように点検。

素っ裸になって、査身場で全員一列に並び、刑務官の合図で起立し、万歳をして手の甲を見せ、そのまま後ろを向いて背中を見せ、前に向き直し、右足を上げ、下ろし、左足を上げ、下ろす。最後に口を開け、刑務官が全員の口の中を調べる。これを受刑者は、「たこ踊り」と呼んでいた。

作業が終わった後、作業服から囚人服に着替える時も、同様だ。一日二回、「たこ踊り」をするのである。事故防止のために、絶対に必要な点検であると思うが、「たこ踊り」はなんとも惨めな気持ちにさせる。受刑者は、刑務所内では仕方がないといえば言えるが、慣れるまでは、かなり屈辱感がある。

 受刑者には一級から四級までがあり、入所時は皆四級とされる。一年間無事故無懲罰の者は級が上がる。一級は刑期十年以上の模範囚がほとんどだった。最初は坐ってする作業が与えられ、まったく自由がない。級が上がると、立ってする作業となり、少し歩きまわれる。1級になると他の受刑者の監督さえ任される。

逆に、規則を破ると懲罰を受け、級が一つ下がる。懲罰独房に最低一週間、隔離される。反省が見られない様なら何日でも延期される。反抗的で暴れる者には、身体保護の為と称して懲罰用の服を着せられる。長い袖の先を縛れば体の自由が全くきかなくなる。所内ではこれを「すいこみ」と言っていた。

 所内に売店は無い。個人的に必要な物がある時は「願箋」という紙を貰い、それに書いて提出する。品物に限らず、何らかの要求を伝える際にも願箋用紙に書いて提出した。許可された物品は本人に渡される。支払いは、月に三千円受け取る日当、もしくは差し入れの金を使った。

しかし、私は思った。この恥かしさこそ、人間の良心ではないか。人間の心とは即ち御仏様の心ではないか。自分の中の御仏様を大切にしよう、と固く心に誓った。これが今のAさんの心境である。 

学校や地域で更生のために話をしていきたいので、要望のあるところなら、特にPTAで呼んでくださるなら、ボランティアで話をしたい、と語っている。私も、世のため、働こうとするAさんに協力したいと思う。

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