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2008年6月 8日 (日)

一両って今のいくら?江戸時代の値段

Oban1 一両は、今の一体いくらなんだろう。と思って、時代劇を見るたびに思っていた。江戸時代の値段に関係する言葉がある。千両役者、十両、早起きは三文の得、10両盗めば死罪。

私は1両20万円だろう、と思っていた。しかし、一両といっても、時代で価値が違うし、モノの価値が今とは違うから、一両がすぐに今の4万円、あるいは20万円といえない。

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金貨は小判1枚の一両を基準とし、それ以下を4進法の単位で表す計数貨幣、銀貨は重さがそのまま貨幣としての価値である秤量貨幣、銭(銅貨)は1個が1文である計数貨幣として存在し、それぞれその時々の相場によって交換が行われました(1700年<元禄13年>から1842年<天保13年>までの幕府公定レートは金一両=銀60匁=銭4,000文でしたが、実際には時価相場で交換されていました)。

人件費からいうと、相撲取りが幕内の手前が「十両」という。一人前の相撲取りということで、年収10両をもらったからだ、といわれている。そう10両で300万円だろう。大卒初任給を想定した。とすれば、1両は30万円~20万円。

江戸時代中期の1両(元文小判)を、米価、賃金(大工の手間賃)、そば代金をもとに当時と現在の価格を比較してみると、米価では1両=約4万円、賃金で1両=30~40万円、そば代金から推測すると1両=12~13万円・・・1両の価値、ドル換算と同じで、江戸時代の物価は、人間は安く、モノは高い。女中を1年雇って給金が一両二分(年間40万円か)が相場だと「御宿かわせみ」に書いてあった。

一両を人件費で考えるか、米の値段で考えるか、これで、価値が極めて違うので、一両の値段、価値がずいぶん違っている。見るほうとしては一体いくらだろうと迷う。

幕末はインフレになっているのが、米価の変遷でわかる。一両の価値がメチャメチャ。米価から計算した金一両の価値は、江戸時代初期で10万円、中~後期で3~5万円、幕末頃には3~4千円である。

勝海舟が弟子となった坂本龍馬に、海軍操練所の運営費が不足しているから、越前の松平春嶽に「千両を借りて来い」というとき、字幕に8000万円と現代の金額が出ていた。それでいえば、1両8万円だ。

かけそば一杯16文(幕末には20文)。(浮世絵も一枚絵16文から) 現在のそばの値(500~600円程度)を基準に計算すると、1文=31~38円見当。1両=6000文として、186000円~228000円と言う事になります。
職人の日当換算。 文化文政期(19世紀初)の職人の手間(日当)は銀5匁4分。現在の日当を大まかに2万円~3万円。換算すると、銀1匁=3700~5555円。1両=銀60匁として、222000円~333300円。この場合の1文の価値は37~55円。

よく調べてくれているページがありましたので、紹介します。National Geographic Blog: 【一両の価値】
お風呂屋さん 8文=200円  スイカ 40文=1,000円 そば・うどん 16文=400円  床屋(髪結い) 28文=700円 酒(1升) 250文=6,250円  納豆 4文=100円
たばこ(14g) 8文=200円  お冷1杯 4文=100円 居酒屋・酒1合 26文=650円  串団子 4文=100円 駕籠
(日本橋・三越前~吉原まで直線で約5km) 200文=5,000円 天ぷらそば 32文=800円  ゆで卵1個 18文=450円 吉原揚げ代 1両2分=150,000円  鰻めし 150文=2,625円

千両役者!と歌舞伎の役者に声をかける人がいる。江戸時代には、野球はないし、プロゴルフもない。娯楽が少ない江戸時代、みんなが集まるのは歌舞伎、ここへ人が集中する。江戸の町には劇場が3館あって、日銭は千両の収入があったそうだ。アメリカ野球メジャーでは高給取りが結構いるが、江戸時代も中ごろ、人気役者も2億、3億の収入があると考えれば、千両と声がかかるとき、一両30万円と考えている。20万~30万が1両の価値になる。00008_2

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コメント

とっても勉強になりました☆これからも頑張ってください☆

投稿: いち | 2009年7月10日 (金) 22時03分

一両って今のいくら?江戸時代の値段

投稿: | 2010年6月30日 (水) 15時48分

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