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2008年6月29日 (日)

西の魔女が死んだ サチ・パーカー

Nishimajoサチ・パーカーが「徹子の部屋」で映画「西の魔女は死んだ 」のオーデションの話、語った。映画もこの人も、おもしろそうだ、と思った。彼女、12才まで東京の代々木上原に住んでいて、多少あやしい部分はあるが、日本語はペラペラ。親しい友達と遊んでいたから、日本語になれたという。しかし、今も読み書きは、平仮名までらしい。サチ・パーカー - Wikipedia

W591754view母親シャーリー・マクレーン 日本びいきの女優のシャーリー・マクレーン、父は映画製作者のスティーブ・パーカーである。原爆の少女幸子という名前の養女を育てていたが、数ヶ月で死んでしまったので、母は自分の子が生まれたので、サチとつけた、と徹子の部屋で語っていた。一説では、小森和子が「幸いをもたらす子だから」と名前をプレゼントした、とも。シャーリー・マクレーン - Wikipedia

この役は、母親シャーリー・マクレーンに打診がきたのであるが、その話を聞いた娘サチ・パーカー、日本語のできるイギリス老女役は私の役だ、とオーデションに出かけたという。オーデションだから適性を見るだけの場に、イギリス老女かつらつけて扮装して行ったから、担当者は本物の老女と思ったらしい。それほど扮装がぴったりだった。映画でもハマッていた。

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Photo 徹子の部屋にきたサチ・パーカーは、素の顔だから30代半ばの女性であるのは、当然わかる。しかし、扮装すると完全に70代、80代に見える。それをだれも疑わないだろう。先入観なしで映画を見た人は、騙される。

女優のシャーリー・マクレーンの娘だから、お母さんは忙しいから、日本で小学校は学習院へ行き、卒業後、スイスだったかの寄宿舎つきの中学へ入って、高校までいたようだ。その後、大学はカナダで卒業して、カンタス航空のCAキャビンアテンダントに就職した。

一転、映画に出たいと思って、女優になる。なりたいといってっ女優になるのは、両親のコネを使わなかったというが、七光をオーデションする側が感じてしまうだろう。家では、落ち込んでいると、5歳の息子が「僕の肩に顔をつけていいよ」といって、母サチ・パーカーは息子の肩で憩うんだそうだ。その30秒?位じっとしていると息子は「さあ、お料理をしてください」と言われる。このユニークなエピソードにびっくりしてしまう。いう母親にも、五歳の息子の身についた行動にも、参った。

00816432008_3映画で表現したい雰囲気がよく出ている  映画は、主人公の中学生まいが登校拒否になって、“西の魔女”祖母サチ・パーカーと自然豊かな森の別荘預けられて、成長していく姿を描く。別荘の自然は、かなりいい感じが出ている。まいの経験したイザコザと対照的に、溢れる自然はもっと強調してもいいくらいだ。

撮影ロケは清里で行われた。自然のオゾンが満ちている点、長野県伊那へ移った友人の住まいの雰囲気に似て、これなら人間伸び伸びできると思った。岐阜県中津川市の恵那山麓も、清流と山の空気はこんな感じである。都会が暑くなると、帰りたくなる。

00000_2 魔女というと、ハリーポッターを思い浮かべるが、本編では、まったく魔法はなし。もうちょっと魔法の味付けがほしかった。全体を通して、笑いが少ない。登場人物、しかめ面ばかりが続いて、感情の上がったり下がったりが、少ない。唯一隣の木村祐一の行動にまいが感情あらわにして、お祖母ちゃんにひっぱたかれるシーンのみ。また、郵便屋がお祖母ちゃんの妹のクリスマスカードをもってきても、それがドラマの中であまり大きい意味がない。郵便屋の息子とやり取りしても、そこからドラマは起きない。サンクチャリ(聖地)の土地をおばあちゃんから貰っても、それがストーリーのなかで、伏線として生かされていない。

00004 脚本家がいけないのか、原作が弱いのか、ストリーが貧弱だ。全体のドラマに起伏が少ない。メルヘンだからいいのかもしれないが、淡々と描きすぎる。人と人に緊張関係が欠けているから、盛り上がらない。

おばあちゃんと孫のまいの関係は、細かい出来事はいろいろある。野いちごでジャムつくり、足踏み洗濯をしたり、ニワトリ小屋が犬か何かに襲われて殺される話など。それが、全体の魔女修行とどう結びつくか、そのつながりが弱い。もっと上手に対立関係の構図を描くべきだ。ジェームス三木に脚本を書かせたら、人物の対立関係、ピカ一だろう。

00005_2 魔女修行という形で、おばあちゃんはまいを教育しようとするが、すっきりしない。消化不良のまま、父の転勤先へ母と一緒に転校していく。その前夜、、おばあちゃんとまいが寝ながら話すシーンがある。そこがクライマックスになるだろうが、話が寝ながら話す程度のシーンでは、折角映画という画像があるのだから、動きのある絵を見せてほしい。

サチ・パーカーおばあさんが、死というのは、肉体から魂が抜けていくことだ、と教えたり、二人の交流は上手に描いていたが、監督の腕がイマイチだ。二人の間の関係がキレ、2年後、おばあちゃんの死を聞いて駆けつける。「西の魔女は東の魔女へ移っていく、大成功だった」と、死を意味する言葉を窓ガラスに書き残してあるのを見て、お祖母ちゃんがまいとの約束を果たしてくれた、と悟る。魔法を使いながら魔法が弱い。

戦争などの時代背景がないから、これが作品の弱みになっている。戦時下で、イギリス人のおばあさんが長野県の山奥にいるとなれば、イヤが上に緊張感が出る。時代のインパクトが映画を引き立たせる。その中で、主人公まいの悩みをクリアに浮き立たせ、それを受けるお祖母ちゃんの技、魔法、魔女ぶりを映像化するべきだろう。

平凡な時の平凡な出来事を映画化する難しさを痛感する。子供み見せる映画なら、幻想をもっと取り入れて、メルヘンで楽しい映画でないと持たない。エンターテイメント要素の少なさが、問題だ。観客はロードショーということで、おばさん連中が目立った。00008

海峡(NHK)とジェームス三木  「母べえ」戦前の日本がよく見える  鐘の鳴る丘 佐田啓二 中井貴一の父   風の果て 大人が満足するドラマ   武士の一分 妻加世の魅力  たそがれ清兵衛  硫黄島からの手紙 映画館で見た  遥かなる約束 奇跡の夫婦愛   虹を架ける王妃 近現代ドラマ  時代背景が味付けしているものが多い。

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