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2008年3月21日 (金)

新銀行東京と石原慎太郎 頭の中

新銀行東京へ400億円を追加出資するという石原慎太郎都知事の心境を察すると、苦渋の決断だったろうと思う。新銀行が赤字経営で推移して、困った経営状態であるという事実を石原慎太郎が知らなかったわけではない。そういう見方は、常識的だ。

News 経営悪化している新銀行東京への東京都からの400億円の追加出資を盛り込んだ2008年度補正予算案は28日の都議会本会議で、付帯決議を付けた上で、自民、公明の賛成多数で可決、成立する。
 都は同行の設立に1000億円を投じているが、同行の再建のために、さらに巨額の税金を投入することになる。
 同案は26日の都議会予算特別委員会で付帯決議が付けられ、自民、公明の賛成多数で可決。付帯決議には、(1)2度と追加出資をしない(2)追加出資した400億円を棄損しない(3)同行への支援・監視組織を設置する-ことを盛り込んだ。 

117959888756616224366ウィキペディアWikipedia 2003年、東京都知事石原慎太郎の主導で東京都が策定した『資金調達に悩む中小企業を救済すること』を理念として誕生。東京都が1000億円を出資、民間企業数社も出資(当初目標額は500億円[10])し、資本金・資本準備金計1187億円で発足している。株式の84.22%を東京都が保有する。
 石原は「設立理念は正しかったが、経営がまずかった」「(旧経営陣を)紹介されて、それを受けたことの責任は感じる」と責任を回避。設立に関して都議会では、日本共産党以外の会派自民、孝明、民主党は予算案に賛成)した。

石原は議会答弁や記者会見などで「私だったら、もっと銀行を大きくできた」と発言、「中小企業に対する融資事業は急拡大が望める事業ではない」との指摘がある。主に石原の三男石原宏高の選挙地盤の品川区と大田区の企業に融資していた。選挙対策ではないかとも批判。

その程度の赤字は、ものともしないというのが、石原家のDNAだ。新銀行東京は、大銀行が貸さない中小企業の資金を貸し出すという発想で、慎太郎知事が選挙中に言い出した。銀行は儲けているにも係わらず、税金を払っていないということで、都市銀行を狙い撃ちした外形標準課税を打ち出して、都税を取るつもりが、銀行側の逆襲にあって、敗訴してしまった。銀行側から、判決以前に2年分1628億円を徴収したが、東京都はその3分の2程度を返還。石原都知事の大失政。

それを踏まえて、困った知事慎太郎氏のアイデアであったが、アイデア倒れになったのか、そんな印象だ。その失敗を自ら、「ごめんなさい」と彼石原慎太郎はいえないわがままっ子に見えて仕方がない。

銭、銀行、経済に関しては、石原慎太郎は付いていない。不得意分野だ。やはり文学の人と言われそうだ。責任を取るという点では、都議会で追求されるたびに、自分に責任がない、と言いたげな答弁を繰り返す姿を見ると、権力の座に坐ると、こうなるのか、という見本になりつつある。

Plc0712111121011n1 右翼的な発言は、今も変わらないが、青嵐会で活躍していたころも、威勢はいいが、汚れ役は避けたがるという評判があった。だから、年配者が死んだり、引退していくと、彼が責任者として坐るべきかっこうになっても、みんなが押してくれないという。幹事になっても、それ以上にならない。 

新銀行で、再追加投資となり、泥沼、アメリカのイラク侵攻に似て、係わりが長くなれば、破綻の影響がますます大きくなる。全額捨てる気持ちで引き揚げる気で手をひく・・・。今は、これを持続して、引退して知らん顔するのだろうか。慎太郎知事、引退という手で、逃げ切るのだろうか。しかし、このままだと、美濃部都知事の晩節より、評判悪くなるだろう。

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