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2007年4月24日 (火)

ドラマだ、長崎市長選は凄かった

Nagasaki011 今回の地方選の注目は、夕張市長と長崎市長選挙だった。凄さから言ったら、長崎は飛びぬけていた。てっきり伊藤一長の娘ムコ横尾さんが余裕で当選と見ていたら、長崎市民はメチャメチャ冷静に市長を選んだ。この点で、まずすごい。

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Nagasaki012 茨城で自殺した代議士の妻が立候補して、中村喜四郎の地盤で競り勝ったいる。死んだあとは同情で票が集まるものだ。伊藤一長のムコなら、そうバカではないし、やれるだろう、そう見ていたが、それを許さない勢力がある。被爆地長崎には、独特の平和への執念、理想が燃える人間でないと、許さない、そこへ火をつけて走り出した田上さんの発想勝ちだ。

横尾さんには勢いがなかった。勝てるだろうという安易なものをどこか匂っていた。特に娘、長女には、父は誇りであり、プライドの源泉である父を銃撃で失われて正常ではいられないのは当然。そのときに「われが、ワレが」の「我」が出すぎた。そこを長崎の後援会ばかりでなく、支援団体のメンツをつぶしていることに気づかなかった。

いつの間にか、伊藤家市長一家がえらい一家になっていたから、自分たちで決めたら、みんな付いてきてくれる、そう思っていた。そう思うのは同然だが、父が偉かったんだが、それが家族まで、娘も、妻もオンブにダッコされてしまっていたのかも。

父が非業の死を遂げて、夫が立候補して落選、一気に市長一家の座から奈落のそこまで落とされては、これは辛い。敗戦の弁を夫が語ったあと、長女は正常に神経を保てなくなっていた。

Nagasaki021_1 市長の下で働いていた課長(=のびた君そっくり)が立候補して、あっという間に市長の座を奪った。市長の娘からしたらそう見えるだろう。市長の下でも、助役とか収入役とか、部長級の人なら、少しは納得がいくだろうが、ほどんどヒラに近い人が市長の一族に勝ってしまったのだから、ね。長女は、選挙結果がわかってへたり込んでしまった。二階に担いで上げてもらい、号泣した。その声が下の会見場にまで聞こえた、という。悔しさがよくわかる。

市民も、同情も、憐憫の気持ちもないのか、と言いたくなる。長崎は江戸時代、ずーっと開港して外国の文化と触れていた近代化さらた都市だったから、理性的な判断だできる、とはおもわないが、凄い。

伊藤一長と書いた票、白紙票など、無効票が1万以上あると聞いた。その中には、伊藤家の後継者に票が行くとと信じた人もいた。相続の感覚かもしれない。期日前投票も、横尾さんにいく票もあっただろう。そう考えると、横尾さんは損している。再選挙したら、勝つだろう。

そうは言っても、田上さんは、自分の課長職をなげうって、選挙に出るには度胸がいる。それを「洗剤一遇」人生を洗いなおす、違う、千載一遇のチャンスと見た。そのチャンスに立ち上がった。豊臣秀吉が城壁の修理に立候補したり、墨俣に一夜城を築きあげた才覚があった。

卑近な例でいうと、東証証券市場で間違えた表記を思い切って資金をつぎ込んで数分の間隙を縫って、20数億円を稼いだトレーダーの感覚と似ている。多くの人が、職をなげうって立候補できない、その刹那に思い切って身を掛けた。これはやれることではない。そこまで頭の中で煮詰まっていないとムリだ。凄い、賽を投げた。

かれは、きっと長期政権になるだろう。アイディアマンだと聞いているから、また九州に革命児を生んだかもしれない。00008_161 

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