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2007年2月26日 (月)

合併しない宣言矢祭町の行き方

Tousho01_1 この町、矢祭町は知る人ぞ知る、有名な町である。

Nemoto_1 有名になったのは、町長根本良一さんが「合併しない」宣言を出して、政府の合併によって行政の合理化に反対の声を上げた、このことからである。 参照(経緯下記)

“女の涙”で溢れた町長室に監禁

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 03年3月14日(金)。根本良一町長は晴れやかな朝を迎えた。町議会の
最終日。ここで引退を表明することを前日のうちに家族と地元紙の記者に話していた。65歳。次の4年間の任期を全うする健康にも自信がなかった。家族は喜んでくれた。朝刊には「きょう引退表明」の記事が載っていた。20年間の町長生活は妻と娘から嫌われ通しで、いつも朝食は自分で用意して出掛けたが、この日はにぎりめしとみそ汁を出してもらった。奮発して新調したスーツを着て役場に出掛けた。

 そこで思わぬ出来事に巻き込まれることになった。「引退表明」を知った消防団員や民生委員が町長室に押し掛けて、「町長が辞めたらオレも法被(はっぴ)を脱ぐ」「私も辞めさせてもらう」と口々に引退を翻意するよう迫った。さらに強力だったのが続いてなだれ込んできた町のおばちゃんたち。100人ほどが「辞めるなんて言わないでください」と涙ながらに訴える。

 町長が「辞めることは妻と約束したから困る」というと、だれかが町長夫人を家から連れてきてしまった。夫人も泣いている。女性たちは午前10時の議会開会の時間になっても、町長の服を掴んで離さない。町長は“女の涙”で溢れる町長室に監禁されることになった。

 ようやく辿り着いた議場は傍聴者で超満員だった。4人の議員が緊急質問に立った。だれも引退を認めようとしない。こらえきれなくなった根本町長は、涙と鼻水で顔をくしゃくしゃにしながら、「任期途中で倒れるかもしれないけど、行くところまで行く」と引退の意思を撤回した。傍聴席からは「バンザイ」の歓声が沸き起こった。翌月の統一地方選挙で5期連続の無投票、6期目の当選となった。

 「小さいからこそ輝く」とは、このことだろう。そこには、町民の意思が目に見える政治がある。大きな自治体にこんなことは起こりようがない。絶滅危惧種のような町長が、そこにいる。

政府の市町村合併で、能率化という旗印で合併補助金を給付して、合併促進をした。全国の市町村で、平成の大合併が促進され、全国の市町村は補助金に釣られて、ネコの杓子も合併に走った。

ところが、ここの町の村長は、「合併しません」と宣言したので、俄然全国の耳目を集めた。

Arita2 なんで?ということになるよね。テレビ朝日の番組で有田芳生さんが、この町を探訪して、町長に会うが、その前に町民に会って評判を聞いて歩く。役場の建物は40年前の建物で古いし、町長のイスはつぎはぎだし、貧乏がよくわかる。

有田芳生 ありたよしふは、テレビ朝日の昼の番組以外では見かけないコメンテーター。テレサテン、都はるみを取材して本にしている。共産党から除籍されてから、幅広い対象を取材、書くようになった。

00009_7 あらゆる面で節約、人員削減しても、以前以上に能率を上げている。役所の仕事振りは、民間にくらべたら、チンタラしているのは、一致した見方だ。田舎の役所に勤めている人間は「町内見てきます」となると、ドライブ気分。男女カップルで出るとデートしているようなモノ。1時間もあれば行って来られる場所でも、風光明媚な場所があれば、数時間ドライブする。(これは一般的な感想)

根本町長を取材中に、元長野県知事田中さんが来たことがあるとわかると、有田さんは直接電話する。根本さんが田中さんの師匠であるとわかるなど、番組の幅が広がる取材だった。

00014_8Odb01t図書館を作りたいが、新しく建てるとなると何億と金がかかる。町長は思い切って金をかけると決心したが、町民は古い柔道場の建物を直して図書館にすると決めた。それでも、2000万円かかったらしい。

Odbget本を集めるには、何億とカネが掛かるから、それが全国知られて、本の寄附を募ると、集まる、集まる。来たのは20万冊?そこでボランティアの人々が集まって整 理、司書もボランティア、ここに書かれているように、「ひとまず3万冊」で開館する。

Odbget 住民の意識が変われば、ここの町のように地方交付税に頼るより、町民の自治意識が高まる。そうすれば、ぐっと変わる。町に企業誘致もできるし、街に観光資源がないか、多くの財源を確保する工夫が必要。

町が寂れるのは、スーパーや大型チェーン店の進出である。コレの対抗策を考えないと、ますます寂れていく。町内個人商店は、クーポンを発行した店が大型スーパーに対抗している。このクーポンで税金や公的な支払いの補助になっている。クーポンで払うと、役所でこれを現金化する。ここまで役所の仕事にしている姿勢に頭が下がる。

他の町がここまで真似できるだろうか。首長の意識がまず変わらないといけないだろう。自治省のえらい役人に発想力があれば、問題はないが、地べたをはうようなエネルギーがあるか、だ。

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