« 集団脱北 北朝鮮国境警備兵20名 | トップページ | 南米の旅、イグアスの滝、マチュピチュ »

2007年2月12日 (月)

ドラマも人生も三段階 シナリオ人生 

Sindou_1シナリオ人生(新藤兼人著)は、岩波新書にしては、軽く読める本であった。新藤兼人の人生でも戦前の話が主体で書かれている。最初に兄貴の友人が京都の警察官で彼が撮影所に紹介してくれるまでに時間がかかった。

最初、現像所に配属されて、結構楽しそうに仕事をしている。当時の現像に仕方など絵入りで解説して、シナリオ台本が現像所にも一冊配布されて、誰も読まないうちにトイレ紙になっていた。それをそのうちに読むようになり、映画好きが嵩じてドラマをの台本を書くようになる。

浮き沈みが激しい社会だから、いい仕事にありつけないと、数年で沈んでしまう。水野晴夫のように「映画は。本当に面白いですね」とばかりとはいえない、運と才能が織り成す世界のようだ。

読み始めたら、ここで木戸銭と思ってクリックしてね!
   ↓   ↓
人気blogランキングへ   nozawa22ブログ順位がわかる

Sindo01 ある懸賞に当選するまでになって、脚本部に所属するのは、映画会社は改変が激しく、また人との出会いもいろいろあって、溝口監督に一本書くように言われた。そこで、急遽書いた作品を見せると、「シナリオになっていない。ストリーに過ぎない」と酷評されて、自信を失いかけたが、そこでもう一度、脚本を勉強しなおし、溝口監督に認められて・・・

その間に、久慈さんと知り合い、プロポーズして同棲するが、戦争のさ中、喀血して、彼の出征する前に死んでしまう。彼を励ましてくれる優しい女性だったようだ。それを作品に残している。「愛妻物語」

Sindo02_1 新藤兼人は、現像部から美術部で絵を描いたり、それから脚本を書くように変わっていく。これは、才能がなくてはこうは付いていけないだろう。その点、器用な人といえる。わが友なら、「疾風のように駆け抜けた彼」の常念さんのような人だ。

常念さんも中学3年で、文化祭のクラスの出し物「恩讐の彼方」菊池寛を原作から、見よう見まねで脚本を一晩かそこいらで書いてきた。それに従ってクラスは劇をやった。中身は女と男の絡みのある部分は中学生らしく、省いていたので、太利先生は原作を読んで知っていたので、それを指摘されて、T子さんにそのやくざな女をやってもらった。

戦後、兵隊に取られても、運良く戦死しないで、帰ってきた。再び、撮影所に戻り、脚本を書く仕事に付く。ここから吉村公三郎と組んで仕事を始める。その前で「シナリオ人生」は終わっている。

00008_69

吉村公三郎映画 新文芸坐

最後まで読んだついでにクリックにも協力してね!
   ↓   ↓

人気blogランキングへ  
nozawa22ブログ順位がわかる

|

« 集団脱北 北朝鮮国境警備兵20名 | トップページ | 南米の旅、イグアスの滝、マチュピチュ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 集団脱北 北朝鮮国境警備兵20名 | トップページ | 南米の旅、イグアスの滝、マチュピチュ »