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2007年1月10日 (水)

ローマ帝国の衰亡に学べ Ⅰ

Roman_empire 電車に乗って、隣の人の新聞を見ると文芸春秋の広告が見えた。そこには、「ローマ滅亡に学ぶ 国家の資格なんていうタイトルが見えた。これは面白そうだと、さっそく文芸春秋を読んでみた。「世界史が未履修と知って」 日本人へ45 塩野七生

ローマ帝国拡大  紀元前133年(赤)、紀元前44年(橙色)、14年(黄)、117年(緑)

200612150924091_1 日本が弥生時代で、文字もなければ、大和朝廷もできていない頃に、既にヨーロッパでは、世界が統一されるくらいの文明も政治も進んでいた。

塩野七生の対談として載っている。この人は、イタリア人医師と結婚して現地に暮らして、日本語で小説を書いている。

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800pxforum_romanum__tabulariumイギリス北部の大平原に、総延長120キロに及ぶ巨大なハドリアヌスの長城がある。賢帝と称された皇帝ハドリアヌス(在位 117年8月11日-138年7月10日)が、ローマ帝国の最果てに築いた防衛ラインである。そして、その近くからは、兵士たちの駐屯地「ヴィンドランダ要塞」の跡が発見されている

800pxforum_romanum_panorama_2ヴィンドランダ要塞では、実に様々なものが発掘されている。整備された住居跡、最新鋭の武器、豪華な日用品の数々・・・・。そこからは、最果ての辺境でさえも、想像を超えて優遇されていた兵士たちの日常と、肥大化した軍事大国の姿がうかがえる。  

800pxromamercati_di_traiano2  同時に、ローマ軍の悩める実態を示す画期的な発見もある。それは木片に記されたローマ軍の機密文書だ。広大な帝国の各地を転戦させられる兵士、疲弊して頻発する脱走兵・・・・。あまりにも国家が巨大になりすぎた結果、世界最強の精鋭軍にも様々な歪みが生じていた。帝国の強大な軍事力が自らを圧迫していったのである。  

Trier_basilica_dsc02373 全ての元凶は“拡大しすぎ”にあると感じた賢帝ハドリアヌスは、帝国史上初めての“縮小”を決意。まずは領土縮小を目指し、いくつかの領土を手放そうと試みたが、保守的な元老院の猛反対に遭い挫折した。次に、市民生活の縮小を目指し、多くの皇帝たちが贅沢禁止令などを出したものの、市民たちの反対で結局これも挫折した。一度獲得したものを手放すのはいつの世も難しい。ローマ帝国の規模縮小の改革は、ついに実現できなかったのである。
 その後、財政危機に陥った帝国は、滅亡の道をたどることになる・
・・・(
NHKスペシャル

800pxcoliseum_2_by_warrengibb_2 ローマ帝国と一口に言っても、古代ローマから滅亡まで、広い範囲の時代、地域、人物は一口には語れないし、知らない。既に、このローマ帝国歴史を見れば、地球上の世界史は一回終わっているのではないか、と思うほどだ。

 高校時代に大抵はローマの歴史は学んでいるが、自分の知識にはなっていない。ヨーロッパの人間と会話した際、このローマ帝国の基礎知識がなかったら、商談も、外交も、うまくいかないのではないか。例えばの話、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダなんて国は、言ってみれば、同じローマ帝国の中の国だろう。そこへ日本が入っても話しが合わない。サミット首脳会談で記念写真を撮るときにどうしても、仲間はずれのような位置にしか立てない。ムリして真ん中に行っても浮いてしまう。

 理系だからといって、世界史の履修はしないで、英語をやり、数学をやっていて、大学出て立派な位置についても、外国に行って語るべき内容が専門のことばかりで、国際視野が全然ない人間では恥ずかしくないのか。フランスのドゴール大統領が「トランジスターのセールスマン」と日本の首相を裏で言っていたらしい。

 ローマの衰退は、現代のアメリカの軍事大国の姿に重ね合わせて見ると、なかなかいい教訓になる。世界の富を自国に吸い上げて繁栄を誇っているが、彼らの傲慢が足元を崩しているように見える。

 軍事介入したイラクでは、同盟国のイギリス、ドイツ、スペインなど、アメリカの意向に反して撤退している。フランスは最初から加わらなかった。ローマも領土を広げ過ぎて、統治できなくなった。ローマ人の何倍もの奴隷がいないと、国家が動かないとなると、それはもう異常である。ローマ人はそれで贅沢の限りをつくして、経済破綻を起こして、指導者が緊縮しようとしても、贅沢を覚えた市民は納得しない。既得権益を握っている人々は、今より悪くなる生活はしたくない。

 これから今後は、中国が世界制覇をねらって延びてくる。500年後、そのとき、世界の版図はどうなっているか。漢民族中国が世界を治めている、と思う。そのときは、あなたも、私はこの世にいないけれどね。00008_22  

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イギリス北部の大平原に、総延長120キロに及ぶ巨大なハドリアヌスの長城がある。賢帝と称された皇帝ハドリアヌスが、ローマ帝国の最果てに築いた防衛線である。そして、その近くからは、兵士たちの駐屯地「ヴィンドランダ要塞」の跡が発見されている。

投稿: ヴィンドランダ | 2012年1月 2日 (月) 23時56分

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