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2006年12月27日 (水)

ビルマの竪琴(竹山道雄)VTR見る

A934  「ビルマの竪琴」(竹山道雄) ビルマは今のミャンマー 軍事政権が国を支配しているが、日本軍がイギリスと戦った戦場である。

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B924 昭和20年7月、敗戦濃厚な日本軍は英国軍に追われていた。タイ国境に近い場所でタイに落ちのびること目的にしていた一隊があった。50名近い日本軍は隊長が音楽学校出で部下に合唱をさせていた。

隊長は石坂浩二、僧侶となってビルマに残る水島は(佐田啓二の息子)中井貴一、川谷拓三、渡辺篤、小林念侍、音楽は山本直純だ。湖面を背景に学校唱歌「埴生の宿」を歌っていた。男性合唱もいいもんだ。軍隊でこんなことあったのだろうか。ちょっと考えにくい。(監督の狙いをだすため、ありえないこともやった、と解説する向きもある。)

E954 まるでアルプスを越えていく音楽一家の話、サウンド・オブ・ミュージックのような作り方である。 この本はもうだいぶ前に読んだが、図書館で再びビデオで借りてみた。ストーリーをほとんど忘れていた。

F933  ビルマのある部落でイギリス軍に捕虜になった。埴生の宿を歌いながら両軍が戦闘を避けるとか、こんなことがありうるか、考えにくいが、ビルマはイギリスの植民地だったから、日本軍はここを攻略して、日本は鉄道を敷いてタイメン鉄道、クワイ河マーチが有名、この映画では出てこない。収容場ではそれなりの労働をさえられる。

H847  ある日に降伏しない部隊があるから、総攻撃をかける前に降伏するように使者を出したい、とイギリス軍から隊長の石坂に相談があった。石坂が行こうとしたが、イギリス軍は隊長がいなくなることは許さなかった。年齢の若い佐田に行かせることなった。

 

I957 二日かかる距離にある三角山にたどり着き、日本軍は降伏したから戦うべきではないと、伝えるが、「おまえの隊のような腰抜けではない。全員が死ぬまで戦う」という「ここで死んでは無駄死にだ。日本に帰って日本を造りなおす再興することが大切。日本軍が降伏した」

250pxbridge_over_river_kwai これを伝えても、飽くまでも戦うと決定。水島の説得は失敗。時間切れになり、戦闘が開始されて、水島は日本軍から離れて帰隊できないで戦闘にまきこまれ、全滅。負傷して屍の中に埋もれていた。やっとの思いで抜け出して、倒れているところを黄色いビルマの僧侶に助けられた。

D855C854日かしばらくたって本隊に帰ることを願うが、その足の怪我では歩けないと言われるが、僧侶のもとから脱走して隊に帰り始めた。その途中で日本軍の全滅現場に行き当たり、屍が野ざらしになっている。それを泣きながら荼毘だびに付す作業をした。日本軍の死体はあちこちに放置されている。これでは、この屍を放置して自分だけ帰国することはできないと思って、ビルマに残る決心をする。

  ビルマ僧侶に得度してもらい決心が固まった。黄色の袈裟をきて、作業中の仲間と出会う。顔を背け、名乗りはできない。別れの朝、いっしょに帰国しようと言う願いもむなしく… 

しかし、最後まで、なぜ水島はビルマG943に残ることを決心したか、疑問があった。ストーリーに逆らってもしょうがないが、その辺の描き方がピンと来ないと思っていたが、それを衝いた文章があった。同じ感想を持つ人がいた。

「白骨街道」と呼ばれるほど、多くの日本兵はこの地で死んだ。多くは、日本軍の指揮指令の計画のずさんさ、兵を大切にしない意識があったからだ。今の政治家や行政立案者の態度見ても、自分の身の上だけを考えている。

Zyounenn01_1 わが友「疾風のように駆け抜けた彼」は、ビルマ(ミャンマー)で見た惨状を何とかしたいと、慰霊塔パコダ建設に猛進した。もっと、「ビルマの竪琴」の水島のことを言えば、多くの人が気付いたしれないが、彼が慰霊のパコダ建設を主張した時、それより「学校を作って、今現在のミャンマーの子供に貢献するべきだ」と私は反対した。が、行動力のある彼は慰霊塔を実現してから、逝った。

水島上等兵はなぜビルマに残ったのか。それは彼が幾多の同胞たちの亡骸を見て、そこに「ひょっとしたら自分もあの中にいたかもしれない」という連帯感のようなものを感じたからではないのか。自分はたまたま僥倖に恵まれて命ながらえ、日本に帰国することができる。しかしその僥倖に甘えて、同胞のむくろを打ち捨てていくには忍びない、そんなことは絶対にできないという負い目が水島の中にはある。その「負い目」の原因となった事件が、この映画にはうまく描かれていないと思う。理屈では水島の行動が理解できても、それが心に響いてこない。三角山の玉砕に立ち会ったという経験ひとつだけでは、水島のビルマ居残りは説明できないと思う。

 中井貴一は生真面目な水島上等兵を好演。印象に残るエピソードやシーンは数多い。だが映画全体としては、テーマの訴求力が甘い作品になっていると思う。

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コメント

男声合唱は聴くだけでしびれますが、そのハーモーにーの中に身を投じると陶酔してしまいます。埴生の宿はビショップのオペラの中の一曲ですが、男声合唱はあまり聴きません。

 「ビルマの竪琴」(竹山道雄)は作者の体験に基づく作品と聞いています。戦争という極限状態で日英兵士が対峙しながら埴生の宿を合唱したとすれば、何と素晴らしい chorus であったことでしょうか。

国=国家、政府が戦を起こさなければ、しかも国民の意を問うことなく起こされますが、と思わずにおられません。しかし、戦争は戦争屋によって起こされるという事実を認識しなくてはならないでしょう。

戦争屋とは、戦争を起こすことによって莫大な利益を得るものといえますが、その実態正体は闇に包まれています。したがって戦争屋を一網打尽にして逮捕、起訴、刑の執行しないかぎり上述の議論は虚しいものに終わります。

太平洋戦争は政府、大本営があほやったからで片付けるのは自己欺瞞あるいは連合国の宣伝に踊らされているといえましょう。私はこれを米国が第2次世界大戦に参戦するための口実づくりの戦争だったと考えています。

米国が参戦するには?日本に米国を攻撃させる。それには?経済封鎖が効果的。その発動理由は。日中を戦わせる。という図式を描いてみるとご理解いただけるかと思います。

米政府は第2次世界大戦に参戦したくても大統領は反戦を公約にしている、繁栄を謳歌している国民は反戦ムード。どうすべー?
日本を悪者にするのはどうです。米国が悪を懲らしめる?そうです、ついでに同盟国独伊も。いいね、いいねそれで行こう。

問題は相手が先にピストルを抜いてくれるかどうか、今真珠湾攻撃の作戦を分析しています。引退前の軍艦を並べておくのか、君頭いいねえ。恐れ入ります。後日、攻撃の報告を受けたルーズベルトは日本はパンツも脱がずに発射したのかと祝杯をあげたそうです。

戦争屋は米政府だけでなく日本政府にも圧力をかけていたと思われます。確証はありませんが、蒋介石の挑発に乗って中国の奥深く侵攻していった日本軍(日中戦争)ゾルゲ事件等を考え合わせると既に日本政府は彼らの管理下にあったとも推察されます。

日本国民を、日本国を破滅に追い込んだ政府あるいは大本営の行動は上記戦争屋のシナリオ抜きには理解できません。先日、レイテを訪れましたが、美しい島でした。ちょうど67年前マニラを追われシドニーに敵前逃亡した(させられた)マッカーサーが屈辱を晴らすべく4年ぶりフィリピンに上陸したその記念祭が行われておりました。

毎年、日米英豪比の大使が参列するそうですが、今年は比大統領も参列しました。当時マッカーサーは20万の兵隊を連れて上陸。これを迎え撃つ日本軍8万5千。生きて日本に帰ったのは5千。もはや戦争ではなく殺戮の世界であったでしょう。山下将軍のルソン島専守は聞入れられず、兵力をレイテに分散させました。私のような素人にも愚かな作戦と思えます。結果8万の兵士は草生す水漬く屍となりました。しかも戦死者は5000名、残りは餓死、病死とか。

この作戦を大本営がアホやからで国賊、売国奴で片付けるのは単純過ぎるでしょう。戦争屋の日本政府へのシナリオ、圧力抜きには理解できません。フィリピンに与えた損害を日米比較すると2:8贔屓目でも3:7と思われます。なのに日本軍の残虐振りを宣伝しまくり自分たちの口は拭って澄ましている。

この手口は湾岸戦争、イラク侵攻にも使われています。フセインを悪者に仕立てて、9.11同時テロ、誤爆、劣化ウラン使用などは知らん顔、こいつら戦争屋こそ悪の枢軸、白日の下に引きずり出し獄門晒し首できないものでしょうか。因みに金融危機、食料危機などの罪を併合すると懲役数億年、刑は耳剃り、鼻剃り、爪はがし、考えうる限りのものを執行したいものです。周作
         2011.12.4フィリピン セブ島より 周作様
 フィリピン セブ島にお住まいですか?長文のコンメント、ありがとう。あなたの人生に興味がわきます。いつか、その面での文章をお待ちしています。

投稿: 周作 | 2011年12月 4日 (日) 17時08分

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